コウテイペンギン
こうていぺんぎん
ペンギンの一種。ペンギンの中では最大で、南極大陸で繁殖する2種のうちの1種。
コウテイペンギンは、ペンギンの一種である。
本種をモチーフにしたけものフレンズのキャラついては→コウテイペンギン(けものフレンズ)
概要
「ペンギン」と言えば、本種かアデリーペンギンを連想する人が最も多いだろう。ペンギンと言えば南極というイメージがあるが、南極大陸に主な繁殖地を持つのは本種とアデリーペンギンだけである。しかし南極条約の締結により捕獲自体が実質不可能なため、近縁種のオウサマペンギンに比べ実際目にできる水族館は非常に少なく、国内では現在和歌山のアドベンチャーワールドと愛知の名古屋港水族館のみで、世界全体でもほかに2つだけ。ちなみに前者では繁殖にも成功している。
大人は黒と白の体に黄色い模様があることが特徴。ピングーもコウテイペンギンである。
ペンギンの中で最も大型で、体高は1.1〜1.3mくらい、体重は最大で40kgにもなる。体が大きいので繁殖期間が10ヶ月にもなり、オスは抱卵したまま地吹雪吹き荒れる内陸で冬越しをする。分厚い皮下脂肪を持つが、零下60度にもなる冬の内陸で抱卵するオスの体重は、春までに6割ほどになってしまう。