「はい上がれ何度でも。お前 必要。」
「我の刃は守りの刃。上田守る 幸村様守る。故に強い。誰にも折れはしない。」
プロフィール
概要
BRAVE10の登場人物。
真田忍隊を務める甲賀忍者であり真田十勇士の1人。10の根源の力のうち、草に相当する。
人物
真田幸村への忠誠心は厚く、忍隊を率いて真田の地を守ることを誇りとしている。照れ屋であり、幸村に褒められると赤面し逃げる癖がある。筧十蔵と合わせて『二大不器用人』と称されたこともある。
基本的に敵であるものに対しては仲間であろうと女であろうと容赦はしないが、アナスタシアの裏切りが発覚した直後やイザナミが伊佐那海として演技したときなどは躊躇い返り討ちにあってしまった。
3歳ときから甲賀流の老人によって忍として育てられるが5歳で死別し、それから8歳で幸村に拾われるまでは森で動物たちと過ごしていた。その為、口数は少なくカタコト口調で話す(しかし手紙等は普通に書くことが出来る)。
普段の戦闘では苦無を使用し、主に体術だけで戦う。森で育ったためなのか非常に眼が良く、かなり遠くのものを見ることができるだけではなく動体視力も高い。
苦無の他に鉄扇を扱うこともできるようで、伊佐那海の鉄扇の師は佐助である。
動植物を操る能力にも長けており、森に棲む狼や猿・鳥など多数を従えている。初めて会う動物でも心を通わせることができるようで、熊のねぐらを借りて潜んでいたこともある。
普段はミミズク(蒼刃・朱刃)や鼬(雨春・多雨・厘・千愛・萌衣他)などを使役し、時折訓練している姿が見られる。
普段あまり表情の変わることのない佐助だが、動物を前にした時は破顔し骨抜きになる。語尾にハートまでつく。自室の押入でも多数動物を飼っていて、本人曰く「モフモフ天国…。」
その他には医療・薬草にも詳しいようで看病をしたり薬を配ったりする描写が多々存在する。
伊賀忍者を嫌う反面、霧隠才蔵やアナスタシアの実力は認め信頼を寄せている。
だが簡単には素直になれないらしく、才蔵とはよく言い争って殴りあいの喧嘩をしている。(ちなみに喧嘩の原因がどちら側にあっても、先に手や足や苦無を飛ばすのは佐助であったりする。)
イザナミとの戦いの際に醜女(しこめ)によって黄泉比良坂へと引きずりこまれたが、佐助の『大国主命の力を依る』という性質によって戻って来ることができた。
余談
アナスタシアの胸を見て焦ったり、とっさに厘で顔を覆ったりとそっちの方面には疎いようである。
S7巻に収録されている幕間では、裏四十八手の取組ができる(実際はチョークスリーパーだったのだが)と宣言した佐助に対して"あの"幸村も六郎も「まさか」「まだ早いでしょう」と返す父と母と息子のような関係が垣間見える。過保護か。