フタマタクワガタ属
ふたまたくわがたぞく
クワガタムシのグループ群のひとつ。
概要
クワガタムシのグループ群のひとつで、ラテン語表記はHexarthrius(ヘクサトゥリウス)属。大アゴの先端が二股に分かれていることからこの名前がついた。
主に東南アジアに生息している。日本には生息していないが、ノコギリクワガタとの近縁関係が指摘されている。
気性は荒く、ケンカ好きであると言われている。しかし、一度負けると負け癖がつき、どんどん弱腰になってしまう豆腐メンタルな一面もある。
主なフタマタクワガタ属の昆虫
リノケロスフタマタクワガタ
ジャワ島・スマトラ島に分布。マンディブラリスについで大型。
大アゴの間の頭盾(とうじゅん)という突起が発達している。
生息地ごとに大アゴの形が大きく変わる。ジャワ島の個体は比較的小型で大アゴが短い。
スマトラ島の個体はマンディブラリスに似て大アゴがまっすぐ伸びるガルーダタイプと、大アゴが大きく湾曲するバロンタイプに分けられる。
セアカフタマタクワガタ
マレー半島などに分布。パリーフタマタクワガタとも呼ばれる。詳細は当該記事を参照。
フォルスターフタマタクワガタ
インドなどに分布。ワインレッドの美しい色をしたフタマタクワガタ。本属の昆虫にしては温厚な性格。大アゴの形状はシカクワガタに近くなる。
ムシキングにも参戦。肩書きは「ワインレッドファンタジスタ」。(旧)つよさ140、(新)R。
超必殺技はターンアンドターン。