読み方は「ちくし」・「つくし」と二通りありややこしい。現在は前者の読みが多用されている
1.九州の古来の呼び名(つくし)。枕詞は「しらぬひ(不知火)」
2.筑紫国(つくし)。現在の福岡県西部および南部に相当する地域。後に筑前国・筑後国に分割された。
3.筑紫郡(ちくし)。福岡県の郡部の名称。現在の福岡市の一部(中央区・博多区の一部・南区のほとんど)・那珂川町・春日市・大野城市・筑紫野市・太宰府市にまたがる地域。現在は那珂川町が唯一筑紫郡を名乗っているが、那珂川町は人口が5万人を超え市制施行の基準を満たしたため近い将来、筑紫郡は消滅すると思われる。
4.筑紫駅(ちくし)。西鉄天神大牟田線の駅。福岡県筑紫野市に所在。急行停車駅で、乗務区と車両基地・工場を備える拠点駅である。
5.旧日本海軍の軍艦(つくし)。巡洋艦(1882年竣工1911年廃船)と測量艦(1941年竣工1943年戦没)に名付けられた。
6.旧国鉄の列車愛称。「筑紫(つくし)」と「つくし」がいた。前者は東京~鹿児島間【鹿児島本線経由】の急行列車(1951~1956)および東京~博多間の急行列車(1956~1964)、後者は新大阪・大阪~博多間の急行列車(1964~1975)
7.筑紫国光(ちくし) イナズマイレブンの登場人物。陽花戸中(福岡にある)在籍。pixivにおいて「筑紫」のタグはほとんどこのキャラのイラストに付けられている(と思われる)。