曖昧さ回避
ここでは前者について解説する。
概要
一畑電車の路線の1つで、島根県出雲市にある川跡駅から、同市出雲大社前駅を結ぶ。平成2年(1990年)にJR西日本大社線廃止された後は、出雲大社に達する唯一の路線として観光輸送を担い、一部の列車は北松江線と直通運転を行う。
直通列車を除き、電鉄出雲市駅または松江しんじ湖温泉駅に向かう場合は川跡駅での乗り換えを伴うが、休日は大半の列車が直通する為、利便性は悪くない。なお、大社線は路線延長が短いからか、列車交換が可能な途中駅は存在しない。線内折り返し運用は1編成使用によるピストン運行となっている。
路線データ
路線延長 | 8.3km |
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駅数 | 5駅 |
複線区間 | なし(全線単線) |
電化区間 | 全線 |
閉塞方式 | 自動閉塞式 |
列車種別
特急
平成25年(2013年)4月1日ダイヤ改正で新設された種別である。
休日に電鉄出雲市-出雲大社前駅で1往復運転されていて、大社線内ではノンストップである。
松江しんじ湖温泉方面との接続は行われない。
急行「出雲大社号」
休日に出雲大社前発松江しんじ湖温泉行き1本が設定されている。
使用車両は原則、2100系2104編成「ご縁電車しまねっこ号」固定である。
急行
平日7時台に川跡発出雲大社前行き2本、18時台に1本(川跡駅にて松江しんじ湖温泉発電鉄出雲市行き急行の接続を受ける)運行されている。
朝の列車のみ、浜山公園北口駅に停車する。
普通
案内放送では「各駅停車」として呼称される。
平日及び休日の朝と夕方以降は北松江線の列車に接続する線内折り返し列車を基本とし、平日には電鉄出雲市発出雲大社前行き2本、雲州平田発出雲大社前行き1本、夕方には出雲大社前発松江しんじ湖温泉行き1本の北松江線直通列車が運行されている。
休日の日中および初詣の臨時ダイヤでは、北松江線の直通運転が主体となる。
駅一覧
●:停車、〇:朝の列車のみ停車、|:通過、↑↓:通過(片方向のみの運転)
関連タグ
- 北松江線
- 大社線