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国後(艦隊これくしょん)の編集履歴

2017-05-13 01:05:26 バージョン

国後(艦隊これくしょん)

くなしり

ブラウザゲーム『艦隊これくしょん』に登場する、旧日本海軍の海防艦を擬人化したキャラクター。

図鑑データ

艦名国後(くなしり)
図鑑No318
艦級占守型2番艦
艦種海防艦
CV
絵師

概要

2017年5月2日のアップデートにより実装された。同日より開催の2017年春季イベント出撃!北東方面第五艦隊』のE2にてドロップが確認されている。


名前は現在日本国がさまざまな根拠のもとで領有権を主張しているものの、ソ連およびその後継のロシア連邦による実効支配が続いている北方領土の国後島から取られている。北方領土が命名由来の艦は今回のイベントでは択捉も実装されている。


作中での愛称は「クナ」。

ちなみに国後はアイヌ語の「クナシル」を由来としている。


容姿

少しクセのあるピンクのボブヘアーに、少し目尻のつり上がった気の強そうな琥珀色の瞳が特徴的。

髪は側頭部でツーサイドアップに纏められており、纏められた房の毛先だけが焦げ茶色に成っている。その為、傍目からは犬のたれ耳を連想させる。


服装な姉妹で共通。

上は萌葱色の長袖セーラー服で、襟は松葉色、腹部辺りは白といった変則的な配色をしている。リボンは紅色。

また袖口には香色のファーと2つのボタンがついている。

スカートは襟と同じ松葉色のプリーツスカートで、その下に白いタイツを着用。

靴は黒のメリー・ジェーンを履いている。


艤装は腰を挟むように艦尾を模したユニットが外側に伸びており、パッと見は艦が腰を貫通しているようにみえる。

その固定ユニットは二段式に成っており、下段には12cm単装砲が1門づつの計2門。上段には25mm連装機銃1基づつの計2基が設置されている。

更に固定ユニットに連結するように背後に艦尾を模した基部ユニットがあり、その上には煙突が一つ、煙突の後ろに電探が一つ乗っている。

またその両足首には外側に向かって九四式爆雷投射機が付いている。


性格

気が強くぶっきら棒なじゃじゃ馬娘。

常に語気が強く、ツンツン。デレな部分も多少はあるが、その態度は吹雪型駆逐艦の叢雲を想起させる。


姉の占守に対しては劣等感のようなコンプレックスが在るようで、何かと姉を意識しているところが多い。

特に占守と間違われたときなどはヘソを曲げてしまうなど、元々の気難しさもあって、そこら辺は地雷なようだ。

ただ、占守にはよく構われたり巻き込まれたりしているため、なんだかんだ言って姉妹仲はそこそこ良好な様子。


提督に対してはキツイ態度が目立ち、基本ツンツン。

ただし補給時には素直に感謝を述べたり、愛称で呼ぶことを許可するなど、特別仲が悪いわけではない様子。


史実

エピソード

元々占守型海防艦はソ連との漁業権交渉などを行う関係で、外交任務を有する軍艦に分類されていた(1942年7月1日の艦艇類別等級改訂をもって海防艦そのものが軍艦籍から外れるまで)。

しかしながら、その駆逐艦よりも小さな艦形と知名度の低さから、軍艦でない艦艇からぞんざいに扱われる事もしばしばだったという。

国後も例外ではなく、こんな話が伝わっている。


1942年6月、アリューシャン作戦支援に当たっていた国後が幌筵島の基地に入港した際、そこには子日が在泊していたのだが、子日は後からやってきた国後を自分よりも格下の艦艇と勘違いしてしまった(実際には当時の国後はまだ軍艦であり、駆逐艦より格上)。

当時、他艦と港や外海で会った際は階級が下の方から先に敬礼をする、という決まりがあったのだが、なかなか相手が敬礼をしてくれないので、子日は国後に対して信号を送って問いただそうとした。

子日「ねぇねぇねぇ、そこの君。何で子日に敬礼をしてくれないの? ね?(貴艦ハナニユエ本艦ニ敬礼サレザルヤ)」

国後「えっと……あたし、国後っていうんだけど……(ワレ国後ナリ)」

子日「国後ちゃんか……えっと、国後ちゃんの艦種は……って、ほえぇぇぇぇぇぇっ!?」


この後、相手がまさかの格上であった(当時子日に乗艦していた乗組員で最も階級が高かったの艦長の寺内少佐であったが、軍艦の国後は北村中佐が艦長を務めていた)事に気付いた子日の寺内艦長は、慌てて内火艇を飛ばして非礼を謝罪しにきたという。


参考までに両者の大きさ比較(全長と基準排水量)は子日109.5mで1400tに対して国後78mで860t。両者が同時に描かれるイラストでもこれがかなり反映されているようである。


国後の放置ボイスで、子日に対して必死に何かのフォローをしているのは、1942年7月1日に海軍艦艇類別の改正で占守型海防艦は軍艦の籍を外し駆逐艦と同じ「艦艇」の枠組みに定められたので、両艦の艦としての地位的格差が無くなり、それを説明してるからだと思われる。(国後が子日と言いかけて遅れて"さん"付けしたのはこの為)

子日が沈没したのが、わずか4日後の1942年7月5日だったためその事が記憶に薄く、間違えて改まって話しかけたのであろう。

センシティブな作品


会話の最後では「がんばろうっ♪」と親しげに意気投合し、艦これの世界では同じ艦艇として良好な関係を築いていく未来が期待される内容となっている。



キスカ島撤退作戦にて

本艦も補給艦護衛のため当該作戦に参加したのだが、濃霧のため隊列から離れ一時行方不明となった。旗艦阿武隈が発射した空砲の音を頼りに隊列に戻れたのだが、よりにもよって阿武隈とあわや正面衝突となりかねない状況となり阿武隈が急減速。それに続行していた若葉初霜長波の多重衝突が起き、若葉は単艦帰投、初霜は補給艦護衛に回されてしまった。


最期

キスカ島撤退作戦後も北方での船団護衛任務を続け終戦を無事迎えた国後は、復員船に指定され復員業務をこなしていた。そんな中、国後は昭和21年6月、静岡県御前崎沖にて座礁してしまう。そこに救援に駆けつけた神風だったが、神風も座礁してしまう。これにより、国後・神風とも復員船の籍を除籍され現地で解体された。(図鑑で「神風さんに迷惑を…」というのはおそらく本件が由来と思われる。)

関連タグ

艦隊これくしょん 艦これ

艦娘 海防艦娘 占守型

占守(艦隊これくしょん)

くなねの(または国後子日):カップリングタグ

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