概要
地球連合軍が所有する宇宙空母。連合軍が建造した戦艦の中では最大級のサイズを有し、主に艦隊での旗艦や指揮艦を担当する。複数の同型艦が建造されており、いずれも艦名に歴史上の偉人の名を冠する。旗艦を担当する故、座乗する艦長などは連合軍やそれに近い組織の高級軍人が多い。
戦闘時にはメビウス・ゼロなどのモビルアーマーを運用する為の設備や出撃用のリニアカタパルトを展開し、戦闘を行う。
本艦はモビルスーツが開発されるよりも前に建造されており、当初の本艦はMSの搭載を想定されていない「前期型」と後にMSの運用能力を付与した「後期型」の2つが分類上存在する。
武装
ゴットフリートMk.71
アークエンジェル等に装備されている2連装高エネルギー収束火線砲。
対空機関砲
主に対空防御や牽制目的に使われる機関砲。
大型ミサイル発射管×8
ミサイル
同型艦
特に作品名の表記がないものはSEEDに登場するものである。
前期型
ルーズベルト
血のバレンタイン事件を引き起こした核ミサイル搭載型メビウスの母艦。
メネラオス
デュエイン・ハルバートン提督が乗る第8艦隊の旗艦。ゼルマンが乗るローラシア級・ガモフを撃墜するも、大気圏の摩擦熱で焼かれてしまい爆散する。
オダ・ノブナガ
SEEDMSVに登場。C.E.71年に発動されたエルビス作戦に参加。ミハイル・コースト率いるジンハイマニューバ隊に撃沈される。
ワシントン
オダ・ノブナガ同様にエルビス作戦に参加したアガネムノン級。核攻撃隊ピースメーカーを率いてボアズ攻防戦と第二次ヤキン・ドゥーエ戦で活躍するも、最後はザフトの大量破壊兵器ジェネシスの第1射に飲まれて撃沈する。
オルテュギア
XASTRAYに登場する特務部隊Xの母艦。カナードがユーラシア連邦から離反した後は彼の母艦となり、陽電子リフレクターを装備したオルテュギア改となった。
ドゥーリットル
オダ・ノブナガ、ワシントンと同じくエルビス作戦に参加。艦長はウィリアム・サザーランド。
ボアズ攻略戦では別動隊として行動し、核攻撃でボアズを消滅させることに成功する。
ワシントンがジェネシスによって撃沈された後はピースメーカー隊の旗艦となるが、イザーク・ジュールが駆るデュエルガンダムのグレネードランチャーでブリッジを破壊され、轟沈してしまう。
マッカーサー
ユニウス条約締結の際に地球連合軍の代表者が搭乗した艦。
後期型
ネタニヤフ
DESTINYに登場。核ミサイルを搭載したウィンダム部隊クルセイダーズの旗艦。ザフトが用意した秘密兵器・ニュートロンスタンピーダーの反撃を受け、搭載している予備の核ミサイルが起爆してしまい消滅する。
マイネンフェルト
DESTINYに登場。デスティニープラン阻止の為メサイアに戦いを挑むオーブ軍とクライン派を支援するが、攻防戦序盤で轟沈する。
メートランド
DESTINYに登場。マイネンフェルト同様、メサイア攻防戦に参加するオーブ軍とクライン派を支援するも大破、戦線を離脱する。