ザンダクロスとは劇場版ドラえもん「のび太と鉄人兵団」に登場するロボットの名称である。地球植民地化の橋頭堡を築くため鉄人兵団によって送り込まれた土木作業用ロボットの一体。リルルのパートナーロボット。
本来の名称はジュドであるが、ドラえもんたちが知るよしもなく、北極に落ちていたことにちなんでサンタクロースをもじり、ドラえもんにザンダクロスと命名される。
ちなみにしずかちゃんは水に浮かせた状態からラッコちゃんとつけようとし、
(漫画版のみ。劇場版では流石にまずかったのかダンプ、カケルという候補名になった)
リルルの手に戻るまではのび太に拾われ、オモチャにされていた。
デザイナーはたかや健二。
ジュドの頭脳
ザンダクロスの頭脳として働く青い球体コンピューター。
自律のためのパーツと知らずに家の中に放り出され、やかましい信号音を発するためにのび太のママ(野比玉子)の怒りを買ってホウキでひっぱたかれていた所を、のび太たちに保護された。
自我と意思を持っていて信号音でそれを伝えることが出来る(とはいえ、人間はもちろん、同じロボットであるドラえもんにも通じなかったため、上に乗せられたほんやくコンニャクを通じて会話した)。その性質は凶暴で好戦的。
後にドラえもんの手によって改造手術が行われ穏やかで協力的な態度に変わった。喋らなくもなった。
これにはリルルも当初複雑な気分であった(秘密道具「サイコントローラー」無しではまともに動いてくれず、曲がりなりにもパートナーであるジュドが侵略計画に非協力的になってしまった為)。