概要
CV:浜添伸也
ヴァンガードGストライドゲート編で登場したカンパニーの構成員。部下は半田ケンスケ。
無表情で長い襟で口元を隠しているが、それとは対照的に饒舌でテンションが高い話し方をする。
一人称は「若水」。ファイト等で興奮すると「私」になることも。
「ギアース」の技術を応用してイメージ空間に引きずり込む装置を開発したり、新導クロノが召喚したユニットを逆に宇宙空間に転送するなど、高い技術力を持つ。
技術力だけでなく、純粋に頭も良く、幾つもの作戦を成功に導いている。
愛車の「シュレディンガー」は、オーストリア製で13もの秘密兵器を搭載しているらしい。この車は非常に頑丈で伊吹の車と擦れあっても傷一つつかなかった。尚、若水は「シュレディンガーちゃん」と呼んでいる。ただし、一応は車なのでキーを抜かれると動かなくなる弱点はあるようだ。
また、コーヒーにスティックシュガーを4本以上入れるくらい極度の甘党であったり、綺麗好きな一面もあったりする。
常に完璧であることを求めており、事実その技術は東雲ショウマも認める程に一分の狂いもないもの。また技術面だけでなくファイトでも完璧主義で、他人のデッキもシミュレーションで研究し、自分のデッキを組み直している様であり、意外と努力家な一面もある。
明神リューズの計画に加担しているが、彼の意思に同調したというよりは、自分の技術力を発揮できる環境と困難な課題を解決させる達成感を求めているようだ。
名前の由来は愛知県名古屋市千種区若水からだろう。
少なくとも「ストライドゲート編」開始の7年以上前から明神リューズの下でストライドゲートを開く為の研究を行ってきた。
「ストライドゲート編」では、序盤でカンパニーの一人として明神のラボに襲撃した葛木カムイの足止めを担当した。
その後も守山ヒロキの回収や伊吹コウジらが乗る車の足止めを担当する等、雑用係的な面が目立つが、クロノが召喚した十二支刻獣の転送に成功した。
ラボへ潜入したトリニティ・ドラゴンからの挑戦をわざと受け入れ、彼らを利用して多くのストライドフォースを集め、最後の十二支刻獣の召喚の条件を揃えた。
その後、完璧の中に生まれる僅かな「ゆらぎ」を愛する東雲ショウマがシステムに介入する事を阻止するためにファイトするが、シミュレーション以上の実力を持っていた東雲に敗北し、システムに細工をされた上で警備ロボットにより何処かへ追い出された。
それ以降は構築したシステムは本人不在でも滞りなく作動しているものの、本人は呼び戻される事もなく、事実上明神リューズ一派から見限られる結果に終わった。
事件の後、その高い技術力をクリストファー・ロウに買われて半田ケンスケと共にシンガポールへ向かった模様。
使用デッキ、戦術
メガコロニーを使用。ギガパラライズを得意とする威圧怪人 ダークフェイスを中心に暗躍能力をフルに活かすユニットを多く採用している。
ガーディアン以外のあらゆるユニットのコールを禁じる「無法怪神オブティランドス」を切り札とする。