解説
今日、エルフの特徴である長く尖った耳の事。または長くなくとも耳が尖っていれば、このタグが付けられる事もある。
そもそも、エルフの耳は昔から長く表現されていたワケではない。
初期は耳の先がとがっている程度であり、昔風に言えば「悪魔耳」（グループSNEに言わせるとバルカン人の耳）と変わらなかった（映画版『指輪物語』（レゴラス）を見れば判る）。
しかしグループSNEが（TRPGをメジャー化するために）発表した「ロードス島戦記」のヒロインディードリット(トップイラストの人物)がTRPGを知らない挿絵担当の勘違いにより長い耳（ロバの耳）にデザインされ、そのロードス島戦記が大ヒットしたことで、
日本を初めとしたアジア圏どころか、西洋のアニオタ達にまで「エルフ耳はロバの耳」なイメージを与えた。
その後「ダンジョンズ&ドラゴンズ」などのロードス島戦記より歴史のある作品にまで「長い耳のエルフ（ロバ耳のエルフ）」が逆輸入されたとかなんとか。
ともあれ、今やエルフは長く尖ったエルフ耳を持つのが当たり前であり、ゆえにこのタグはエルフ以外でも同様の特徴を持つイラストに付けられる事も見られる。
上向きのもの、下向きのものなどその外観はさまざまである。
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