「大好きなアダムがいないと、アタシはアタシでいられないぃッ!」
CV:木野日菜
人物像
キャロル・マールス・ディーンハイムが制作した四体の自動人形とは異なる存在で、アンティキティラの歯車で起動する惑星の運行を星図と記録する目的で作られた。目玉のようなバイザーをしており、バイザーを開いた素顔はや髪型は立花響に似ている。
結社の計画遂行に必要な存在で数百年前からアダムと行動を共にしており、400年前に聖遺物の異端
技術を掌中に収め独占しようとした事についてフィーネと結社との対立の争いの最中フィーネの攻撃を喰らい鉱物化しティキ像として海中に沈み機能を停止していた。これにより結社の計画も頓挫してしまう。
しかし大戦時にドイツ海軍に発見され、亡命将校の手土産(持ち込んだ軍人曰く「総統の威光で世界首都ゲルマニア構想の要」)として聖遺物と誤解されバルベルデ共和国に運ばれた。そして現代に政府軍と国連軍との戦乱のどさくさに紛れたサンジェルマンによって奪還、「XD」のクエストである3.5の「アレキサンドリア号事件」によって動力源のアンティキティラの歯車も取り戻し400年ぶりに起動を果たす。
言葉使いは幼く性格も無邪気であり、その特異性や計画に重要な存在の為かサンジェルマンやカリオストロ、プレラーティより立場が上でアダムに対しても砕けた口調で話し「神様(カストディアン)に喧嘩売るのにちょうど良い場所」を発見するなど錬金術師達が知り得ない情報を得ている。
アダムに強い好意を抱いており、アダムがサンジェルマンに電話を変わるように言った際にはゲスい表情で渋々サンジェルマンに電話を渡していた。
名前及びモチーフになったのはハワイ神話における神々を表し象った「ティキ」像と古代ギリシャのアンティキティラ島の機械の「ティキ」のダブルネーミングから。また惑星の運行を星図と記録、表示するのはアンティキティラ島の機械の機能から来ているがハワイ神話では宇宙の始まりも描かれている事、聖書のアダムの名とも繋がりがあるのも聖書のアダムのイブに似た話が有り古代ギリシャとハワイ神話を掛け合わせたものになっている。