曖昧さ回避
SRPG『ファイアーエムブレム トラキア776』のキャラクター→ホメロス(トラキア776)
TCG『デュエル・マスターズ』のクリーチャー→大作家ホメロス
概要
長音を省略しない場合は「ホメーロス」となる。「人質」という意味。
ヘシオドス作を自称する『ホメロス伝』では「盲目」の意味だといい、
元々メレシゲネスという名前だったのが眼病で視力を失った後にこう呼ばれることになった、と語る。
古代ギリシャの二大叙事詩『イーリアス』と『オデュッセイア』の作者。
この他にもホメロスに帰せられる『ホメロスの諸神讃歌』が遺されている。
生涯についてはわからないことばかりでく、正直なところ『イリアス』と『オデュッセイア』がホメロスという個人の作なのかすら断言できない。
なぜ人質を意味する名を持つのかも不明で、どこかの国で人質になったんだろう等と後付設定が付加されているのが文献に見られるだけである。
盲目であった、とされるが「盲目の詩人」というのは古代ギリシャでは詩人の紋切り型のイメージであり、実際に目が見えなかったのかはわからない。
出生地も不明で、古代ですら既に複数の候補地が名乗りを上げ本家争いをしていた。
仮に『イリアス』の作者をホメロスと見なすことにしても、『オデュッセイア』の作者は別人ではないか、と考える人もいる。
ただ、この二大叙事詩以外の「ホメロス作」の作品(『諸神讃歌』『蛙鼠合戦』『マルギーテース』)が実際にはホメロスの詩でないことについては現代において異論を挟む人はいない。
関連タグ
ホーマー(ホメロスに由来する人名)
アレクサンドロス大王(『イーリアス』の大ファン)
ドラクエ11のホメロス
デルカダール王国の将軍。
知略のホメロスと言われて、デルカダール王国の住民から親しまれている。
金髪に整った顔、冷ややかな視線を発するイケメンである。
クレイグの黒い鎧とは対照的な純白の鎧を纏っている。
物語上の重要なネタバレ
魔導士ウルノーガの忠実な手下。
もともとは魔物ではなかったが、親友だったクレイグが常に自分の前に行くことを悩んでおり、そこをウルノーガに付け込まれてしまった。
海の男コンテストで主人公たちと交戦し、クラーゴンを操ってシルビアの船を沈めようとするが、町長の商船によって邪魔され主人公たちを取り逃がす。
生命の大樹にて主人公たちを尾行して不意打ちをして戦闘不能にしてしまう。
世界壊滅後は廃墟と化したデルカダールに陣取っていた。