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グロース星人の編集履歴

2017-08-10 06:21:04 バージョン

グロース星人

ぐろーすせいじん

特撮番組「ジャンボーグA」に登場する宇宙人

概要

本作におけるレギュラーの敵で、地球征服のためにグロース星からやってきた侵略者。

侵略の際は「殺せ!奪え!焼きつくせ!殺せ!奪え!焼きつくせ!」を合言葉に、宇宙各地で侵略活動を行っており、エメラルド星とも交戦状態にある。

これまでも多くの星を滅ぼしてきており、グロース星人の中で強力な力を持つ者が戦闘隊長となる。

戦闘隊長自身も巨大化が可能である。

侵略活動は、主に配下の怪獣による破壊活動が中心で、稀にミラーマンに登場したインベーダー同様に、グロース星人自身が怪獣になる事もある。

様々な怪獣・ロボットを地球に送り込み、ジャンボーグAジャンボーグ9、PATやエメラルド星人と戦った。

最終的に、総司令官であるデモンゴーネが倒された事で、地球侵略は途絶えたかに見えたが、最終回にて、歴代戦闘隊長の墓標にて『我々は、いつか必ず地球を手に入れて見せる…必ず!』という、不気味なグロース星人(おそらく、総統であるグロースゴーネ)の怨みの声が響き渡っていた…。



グロース星人

戦闘隊長たちの命令を受けて行動する一般兵士で、グロース星人の一般的な姿。

全身緑色のタイプと黒いタイプも存在する。

普段は集団で無言のまま行動し、パントマイムのような不気味な動きを見せる。

人間への変身能力も持つが、感情を見せることはない。言葉を話す者や、女性体もいる。戦闘隊長がサタンゴーネに代わってからは、第34話の怪獣バタフライングとほぼ同じ形態(翅などが省略されている)の強化型も複数登場した。

これ等の外見と、ジャンボーグAとミラーマンの世界観が同一の事を考えると、ミラーマンの宿敵であるインベーダーの関与も匂わせる物がある。




歴代戦闘隊長

アンチゴーネ

物語開始から登場したグロース初代戦闘隊長。なにかしらを怪獣に変化させる杖「アンチスティッカー」を持つ。

最初の闘いでは、キングジャイグラスを送り込み、PATの初代隊長であり、立花ナオキの兄、立花信也を殺害した張本人。

最後の戦いでは大阪の街を占領し前線基地にせんとし、PATの2代目隊、長岸竜蔵を最終的に殉職に追い込む戦果を挙げたが、ジャンボーグAの前についに倒れる。

結果的にPATの隊長を、2人も殉職に追いやっている等、番組序盤1クールのみ登場の敵幹部とはいえ、その戦果は中々の物であり、後任のマッドゴーネ含めて、歴代戦闘隊長もこれ以上の戦果を挙げられてはいない。



マッドゴーネ

CV:池水通洋

戦死したアンチゴーネの兄(※)にして後任者。

ベルトのバックルが「天」という字に似ている。

ノンビリゴンやジャンキラー、バレンタイン等を送り込んだ。一度はジャンボーグAを倒す功績を作ったが、同時に新たなヒーロー・ジャンボーグ9が誕生する羽目になる。

援軍にやってきたSGMジャンボフェニックスジャンボーグ9に追い詰められ、最期はジャンボーグ9のブーメランカットで首を切断され死亡した。


※実際はアンチゴーネの兄貴分的な存在で、公式設定では血縁関係はないらしい。


サタンゴーネ

戦死したマッドゴーネに変わって送り込まれたグロース3代目戦闘隊長。

グロース星の名門、サタン家の出身であり魔術師的要素が前面に押し出されていた。

実際に、祖母であるババラスは、宇宙魔女の肩書を持っている。

身に着けている装飾品も煌びやかなマントを羽織るなど、派手めな物であり、

身の丈ほどもある万能杖サタンステッキを武器とし、全身にメタリックガードという防具を装備している。

最後には戦闘にて片目と、PATのミサイル攻撃により、自身の拠点である円盤を失った挙句、これまでの失敗の責任を取らされる形で、デモンゴーネから死刑宣告が下り、凶暴化ヘルメットを装着すると同時に、強力な爆薬『ニトログロース』を体内に内蔵する等、自らを『改造サタンゴーネ』として怪獣化。

地中を掘り進みPAT基地へ侵攻。ジャンボーグAと心中を図るが失敗し、散った。


ババラス

サタンゴーネの祖母であり、宇宙魔女の肩書を持つグロース星人。

サタンゴーネのサタンステッキに似た、巨大なステッキを武器とし、数々の光線技を用いるだけでなく、これにまたがり宇宙空間を飛行する事も出来る。

加えて、呪術の心得もあり、相手の写真に呪いの針を突き刺し、苦しめる芸当も披露。

サタンゴーネの嘘を見抜く千里眼の持ち主でもある。

本編では、千年の眠りから目覚め、敗戦続きの孫であるサタンゴーネにダメ出しするため、オネスト(オネストキング)を連れて地球にやってきた。

オネストを小犬に化けさせ、PAT基地の所在を探ろうとしたり、自身も黒衣の女性に変身し、パイロットであるナオキに狙いを定め、ジャンボーグAの秘密を探ろうとする等暗躍、その過程でサタンゴーネと共に、PAT隊員である大羽健次を殉職に追いやっている等、『宇宙魔女』と『サタンゴーネの祖母』という肩書は伊達ではなかった。

最終的には大羽隊員の弔い合戦に燃えるジャンボーグ9とPATの決戦で、ジャンボーグ9のクロスパワーの直撃を受け、全身が白骨化した上、尚も立ち上がろうとするも崩れ落ちて爆散。

これまでの悪行に相応しい、哀れな末路を辿った。


デモンゴーネ

女性と男性、二つの顔を持つ4代目戦闘隊長兼グロース星総司令官。

グロース星の総統であるグロースゴーネの娘とグロース星のNO2の合体変身した姿という設定だが、劇中では説明がない。

装備としてジャンボーグ9を一撃で凍りつかせるほどの威力を持つフリーザー光線や、デビルレーザーなど数種類のビームを発射可能な杖を装備、加えてこの杖は仕込み杖にもなっており、発射部分を外す事で、レイピアとしても使用可能。

加えて外部からの衝撃を吸収するマントを纏い、腹部の単眼に似た部分からの弾丸の発射、さらにデビルテレパシーなどの絶大な超能力を誇り、その戦闘力は総司令官の肩書に恥じず強力なもので、初戦では歴戦を潜り抜けたナオキも戦慄したほど。

劇中では、初登場時に金髪黒衣の女性の人間形態の姿で、地球人の前で大胆に宣戦布告を叩き付けた。

配下を持たず、4話にわたって陰湿な罠で単独ナオキとPATに挑む。その為か他の戦闘隊長と比べて直接対決が多かったが、その実力は本物であり、初戦ではクローン体を戦線に投入し、ジャンボーグ9を退け、それを自身の念動力で操り、ジャンボーグAとの同士討ちを図った。

最後の作戦として、月面に巨大なレンズを建設し、太陽の光を利用して東京をを焼き払う途方もない作戦を実施、ジャンボーグAに再起不能のダメージを与え、一時撤退まで追い込んだが、地球に帰還不可能を承知で、捨て身の特攻を仕掛けてきたナオキとジャンボーグ9と決戦に挑み、これを迎え撃つが、最終作戦の要であるレンズを破壊されたことで、全生命を賭けた最終作戦は完全に頓挫、自身も任務失敗の責による死刑が確定した為、道連れを覚悟で決戦に挑むも、破壊されたレンズの破片を腹部に突き立てられ敗北、呪詛の言葉を吐きながら、緑色の血を流し死体も残らず消滅した。

皮肉にも、自身が作戦に用いた装備が、自身の身を破滅させる形となった。


グロース星総統

グロースゴーネ

設定のみ存在する、グロース星の総統であり、物語のおける全ての元凶

劇中では、最後までその姿を現す事がなかったが、自身の血を分けた娘と自身の側近を融合させ、

グロース星人総司令官デモンゴーネとして配下としている辺りに、その残虐性を見出す事が出来る。

前述のとおり、最後まで姿を見せず、倒される事がなかったが、未だ地球侵略を諦めてはいないのは確実であり、その侵攻がいつになるのか…それは、地球の誰にも解らない…。

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