DATA
ジャンファイト、ツーダッシュ!!
グロース星人司令官マッドゴーネの第2号作戦により生み出された、ジャンボ・サイボーグ「ジャンキラー」。
その強力なパワーと胸からのミサイルによって倒されてしまったジャンボーグAに代わり、エメラルド星人より贈られた第二のジャンボーグ。
Aを失いジャンキラーに特攻した立花ナオキの駆る、軽自動車「ジャンカーZ」が変形する。その為走る際には車のドリフト音が鳴る。
パワーは百万馬力。Aを瞬殺したジャンキラーを瞬殺するが、飛行能力がなく、
相手によってはジャンボーグAのほうが有利に戦えるため、話中に乗り換えることも少なくない。
マッドゴーネ、ジャンキラーJr、デモンゴーネなどの強敵を討ち果たしていった。
変形のシークエンスはジャンファイトのアクションを取ったのちにルーフが展開、ダブルピースした腕を重ねる事で変形が完了する。変形する際の認証コードは「ジャンファイト!ツーダッシュ!!」。
操縦中はジャンボーグ9を模したスーツを装着、変形前よろしく車の運転のように操縦する。また、光線の類はスーパーロボットらしくボタン操作で行う。
テーマ曲は谷あきらの歌う「戦え!ジャンボーグ9」。
また、エネルギー切れを起こしたAに対してエネルギーを補充させることもできる。
最終回ではジャンボーグAが大破してしまい(幸いにも地球に帰ることが出来る程には機体が持ちこたえてくれたが)、ジャンボーグ9だけが残されてしまう。おまけにデモンゴーネの計画の要になっているアルゴールレンズは月に設置されており、飛行能力のないジャンボーグ9は袋小路に陥るが、PATの打ち上げた観測ロケットにジャンボーグ9のベルトを括り付けて飛び立つという方法で月面に急行している(ドッキングする際に明らかにウルトラマンの飛行ポーズで滑空しているのだが、気にしないように)。無論、帰る手段もなく、ナオキは月で一生を終える気でいたが、PATが空輸するという形で無事に地球に帰還できた。
ジャンボーグAの修復機能も持っており、手をかざした部位を修復したり、目から放つエネルギー光線でエネルギーを補給することが出来る。
基本的にジャンボーグAから乗り換える際には足の昇降口から脱出、ジャンカーZを取りに戻って巨大化する事になる。なお、すぐ側にジャンボーグAがいる場合はテレポート光線を用いて瞬時に乗り換え可能(操縦席へのテレポート光線自体はAと9共通の機能である)。
余談だが、ジャンボーグ9操縦時のナオキのスーツはなぜだかウルトラ6兄弟vs怪獣軍団に登場している…。
必殺技
- ジャンキック
百万馬力のパワーを利用して放つキック。飛び蹴りを連続で浴びせる『マシンガンキック』も存在する。
- ゴールデンレザー
目から放つ金色のビーム。ジャンボーグAが使用する物は発光させた両腕を叩きつけるタイプやミラクルフラッシャーに似た光線を指す。
- ナインレザー
ベルトのバックルから破壊光線を放つ。ミラーコングを撃破している。
- クロスショット
ミラーマンのシルバークロスと同じ構えで放つカッター光線。デモンゴーネが設置したアルゴールレンズを破壊した。テーマソングでも歌われているが、使用はこの一回のみ。
この時に割られたアルゴールレンズの破片はデモンゴーネへのトドメに使われた。
- スワニービーム
口から連続放つ光線。敵を痺れさせる際に使用。
- ミラクルフラッシャー
両腕を突き出して放つ虹色の光線。主に牽制に使用する。
- ハンティングフラッシャー
腕を前に突き出して放つ。ミラクルフラッシャーはこの技の強化版。
- ダイナマイトパワー
ジャンボーグ9の最強技。体を七色に発光させて、万歳しながら敵に突進する大技。
- ブーメランカット
頭部のクロスカッターを取り外して投げ付ける。ミラクルフラッシャーを当てて強化する事も可能。
相手の周りをぐるぐると旋回させて敵を捻って撃破する事もあった。
- ジャンバリヤー
敵の攻撃を防ぐバリアを張る。
- 復元光線
目から怪獣人形にされた子供達を元に戻す光線を放つ。
余談
ウルトラシリーズ以外である円谷ヒーロー作品に追加戦士が登場するのはジャンボーグ9が初である後の作品にも追加戦士が登場するようになるが円谷ヒーローの追加戦士は極めて少ない
関連タグ
ジャンナイン ジャンキラー及びジャンボーグ9がモデルになっている。こちらは空が飛べる。