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西条満

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さいじょうみつる

西条満は日本の元俳優、スーツアクター。ミラーマンやファイヤーマン、ジャンボーグ9、ミスターファイヤーヘッドもとい「ウルトラマンタロウ」18話のゾフィーなどのスーツアクターとして知られる。

略歴

1950年に福岡県で生まれ、後に湯浅剣睦会に所属する。ちなみに湯浅剣睦会のスタントマンで、のちに声優として知られる千葉繁より4歳年上。

ミラーマン

1971年に映画監督の五社英雄からの「ミラーマン」への出演依頼がきっかけで、ミラーマンのスーツアクターとなる。

ところが、同年8月13日放送の『ミラーマン』第36話の撮影中のアクシデントで腰を強打して入院、ミラーマンのスーツアクターを降板することとなり、ミラーマンのスーツアクターは久須美護が引き継いだ。ちなみに、同作49話と50話でミラーマンの父を担当している。

なお、西条が一番思い入れが深かったのはミラーマンだったそうだ。

レッドマン

1972年、今度はレッドマンのスーツアクターを担当していた久須美護が撮影中に腕を骨折して降板したために、代役として後半のレッドマンのスーツアクターを担当した。

1973年以降

1973年1月から7月までファイヤーマン、同年7月から12月までジャンボーグ9のスーツアクターを担当。

また、1973年8月3日に放送された「ウルトラマンタロウ」第18話においてゾフィーのスーツアクターを演じた。…つまりバードンに返り討ちされたゾフィー兄さんの中の人なのである。

その一方で1973年に「子連れ狼」の殺陣やスタンド・インを担当したり、1977年「破れ奉行」に出演していたりする。

のちに芸能界を引退する。

エピソード

「ミラーマン」では当初殺陣師が配属されていたが、実際にスーツを着用しないと演技のバランスが取れないということで、のちに自身でミラーマンのポーズを考案するようになったとされる。

「ミラーマン」の変身者鏡京太郎を演じた石田信之は、「ミラーマン」撮影中の事故で入院していた西条の見舞いに行っている。また、芸能界を引退していた西条とは音信不通になるも、石田のホームページに西条の息子がアクセスしたことをきっかけに再会を果たした。

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