「ジャンボーグAよ!私の名はマッドゴーネ‼」
「今、お前に倒されたアンチゴーネに代わり、地球侵略軍の指揮を執る事になった!」
「私は、アンチゴーネのようなヘマはやらん!もっと恐ろしい、もっと狂暴な怪獣を地球に送り込み、必ずや地球を征服してみせるぞ‼」(第13話)
DATA
概要
第13~32話に登場。
初代地球侵略戦闘隊長を務めていたアンチゴーネが戦死した直後に彼の任務を引き継ぎ出現した2代目戦闘隊長を務めるグロース星人。
初代戦闘隊長のアンチゴーネとは義兄弟を交わした仲であり、アンチゴーネからは兄貴と言われ慕われている(書籍によっては本当の兄としている文献もあるが、実際にはこちらが正しいらしい)。
アンチゴーネよりも強力なサイボーグ怪獣達を従えており、しかもアンチゴーネより凶悪な作戦を展開してナオキ達やPATに挑戦し彼等を苦しめており、時にはジャンボーグAを大破に追い込んだ事もあった。
ベルトのバックルから生き物を狂わせる霧状のガス『マッド・フォッグ』を放つ事が出来る、また、自身もその霧の中に姿を隠すことも可能で、劣勢になると徹退する等、戦況を見極める目も優れている。
戦闘では『マッド・フォッグ』のほか、携帯している杖から黄色の破壊光線や赤色の『アロー光線』を放ち攻撃する。
戦闘能力は初代戦闘隊長のアンチゴーネよりも格上だが、頭に生えている2本の角が弱点で、ここをへし折られると大幅に弱体化してしまう。
数々の地球侵略計画をAやジャンボーグ9の活躍により阻止され続けた結果、その失態の責任を取らされ第32話でグロース星本部に鎮座する総司令官(デモンゴーネか、グロースゴーネのどちらかと思われる)直属の命でPAT本部の破壊とA、9の打倒命令が下った為、遂に直接ジャンボーグを自らの手で打ち取るべく出撃。
ジャンセスナを人質に取りジャンボーグ9へと迫り窮地に追いやるが、ジャンボフェニックスの体当たりで弱点の角をへし折られ大幅に弱体化したところにその隙にジャンセスナを救出され、最後は『ブーメランカッター』で右手と首を切断され敗北。
死の間際に自分よりもはるかに格上の戦闘隊長・サタンゴーネが自分の代わりに着任する事を伝えた直後に爆散。
余談
デザインモチーフは雷神。
声を演じた池水氏は、物語中盤からジャンボーグAおよび9の変形、必殺技の掛け声も担当している。