基本データ
※リメイク版のRe:COMにて初めてボイスが付いた
概要
物腰は丁寧で丁寧語を使う。
しかし性格は非情かつ狡猾で、昔世話になっていたヴィクセンを利用したりしていた。
機関への反逆の為にソラを手に入れようとするマールーシャら地上組に対抗する為リクを手に入れようと画策する。
ヴィクセン、そしてレクセウスを差し向けてしばらくした後に二人が消滅した後、マールーシャがソラに倒され消滅した事でリクが不要となり、記憶の世界のデスティニーアイランドでソラの姿に化けてリクを始末しようとする。
が、トドメを刺されかけたリクがカイリ(の姿で現れたナミネ)に導かれ闇を受け入れた事により状況が一変。
反撃を受けて命からがら逃げ延びるも、アクセルにそそのかされたリク=レプリカに「エサ」として力を奪われ、消滅した。
ゼクシオンが消された理由はアクセル曰く「ソラとリクを見守る方がよっぽど楽しそうだから」という彼の気まぐれによるものだった。
しかし、KHIIにてあまりにも人気が出たアクセルが味方側のレギュラーキャラクターの座に上り詰めた為、リメイク版のRe:COMではアクセルが単なる悪役ではなくなった事で「知りすぎた」からという理由に変更された(この時点でアクセルはマールーシャに従うフリをしてヴィクセンを手にかける、ナミネを解放するなど機関の目的に反する行動を起こしており、それらの事実を知るゼクシオンは彼にとって文字通り知りすぎていた)。
BbSでは人間時代のイエンツォが登場。親を亡くしていたところをエヴェン(後のヴィクセン)達に引き取られ、賢者アンセムの弟子となった。
このころは無口だったらしく作中で話すシーンはない。
COMでノーバディ化していた肉体が消滅したので(他のメンバーもだが、ハートレス化した心がどのタイミングで解放されていたのかは不明)3Dで人間に戻り、外見こそ変化がなかったものの、明るく好奇心旺盛な若き科学者という、ノーバディ時とは真逆の性格をしており、多くのKHファンを驚かせた。
が、質問されると持論を長々と話そうとする癖があるようで、途中で話をリアに「いや、いい」と遮られる場面も。
漫画版では漬物が好きという設定が追加されており、漬物以外にも塩辛や納豆を作り、ロクサスなど他の機関メンバーに与えていた。
顔の右半分を覆うほど前髪が長く色は青っぽい。子供の頃よりぼさぼさ感がある。
戦闘能力
GBAオリジナル版の内容ではイベントのみの登場であり、プレイヤーが直接戦う機会はなかった。
しかし、PS2版にリメイクされたRe:COMにおけるリク編にてボスとして戦えるようになった。
幻の属性の通り、分身をしたり武器のレキシコンを使ってこちらを惑わすような動きを取る。さらに、こちらがデッキにセットしているカードを奪って自分の技として使用するなど、嫌らしい戦法も得意とする。
FM版のKHIIでは、アブセント・シルエットと呼ばれる隠しボスの一体として登場。
ドナルドやグーフィーを本の中に閉じ込めて動きを封じたり、更にはソラまでもを本の中に閉じ込めて異空間へと連れ去る戦法を得意とする。
異空間では無数に飛び交う本の中からゼクシオンが化けた本物の本を探し出して攻撃しないと、元の空間に戻れない。
また、アクションコマンドを辞書に変えてこちらの行動を大幅に制限するという前作からの嫌らしい戦い方も健在である。
358/2Daysでは、ミッションモード限定でプレイアブルキャラクターの一人として操作できる。
大まかな性能は、イメージ通り魔法力が高めの魔道士タイプとなっている。物理攻撃力自体は低いものの、クリティカルヒットが発生した時のダメージ量が高くなるよう設定されている。
ちなみに、「たたかう」コマンド(通常攻撃)で攻撃する際は辞書で殴るという何ともらしくない動きを見せてくれる。しかし、コンボを繋げていくとページから牙が生えた辞書が敵に噛み付いたり、開いたページから刃が飛び出すという攻撃も出せる。
関連イラスト
関連タグ
リク=レプリカ・・・直接的な消滅原因
アクセル・・・間接的な消滅原因