概要
かつてキラキラルで世界中を笑顔にしたとされるパティシエの女性で、『キラキラ☆プリキュアアラモード』の世界観における初代プリキュア。
彼女の活躍が「伝説」として妖精達の間で語り継がれ、故にプリキュアは「伝説のパティシエ」の称号で呼ばれる。
プリキュアとしての個人名(キュア○○)があるかは不明で、現状の作中では「いにしえのプリキュア」もしくは「伝説のパティシエ」と呼ばれている。
初出は第2話。長老がプリキュアとは何かを語っている時の背景にイメージ映像として彼女の姿が映し出された。また、第2話から第6話まで存在したオープニングのロングイントロ部で彼女の全身像が写っている。このロングイントロ部は第7話以降では、アバンに「前話のハイライト映像」が描かれることになった関係でカットされてしまっている。
第22話ではいちご山の地下に彼女を祀った祭壇が発見されており、その場所でジュリオとプリキュアが決戦をした際に、プリキュアたちを守るかのように彼女の幻影が浮かび上がった。
長老の推測通りであれば、この祭壇には彼女の魂(もしくは残留思念?)のようなものが宿っており、守り神のような存在になっているようである。
第23話では致命傷を受けて消滅しかかったピカリオの魂を祭壇の中に封印することで救済している。また、翌24話では祭壇の前に集まった6人の現世代プリキュアの「いにしえのプリキュアからのメッセージ」として、飴玉のような球体を一人一人に授けている。この球体は26話より、持ち主のプリキュアの成長に呼応するかのように、そのプリキュアがモチーフとする動物をかたどった結晶へと変化する現象が発生している。この球体及び結晶が何をなすためのものかは不明だが、球体の変化は各プリキュアが「負の面も受け入れた自己肯定」をしたときに起こりやすい傾向にあるため、彼女が遠隔的に課した試練や課題の類いと考えられる。
23〜24話などのこれらの干渉は一切の言葉も姿も現さずに行なっているため、基本的には現世の人間とのコミュニケーション自体簡単にとれないようだ。
今の所、どのような人物だったのかや本名などは謎に包まれているが、様々な状況証拠からいちご山とは深いかかわりを持つ人物であると推測される。
外見
少しウェーブの掛かった長いピンクの髪をしており、足元までの長さがある。コックコートをモチーフにした白いロングドレスに、コック帽をモチーフにした王冠を被っている。先端が泡立て器のようになっている長めの王笏を手にしており、背中には妖精の羽のようなものを生やしている。デザイン的には現世代プリキュアのようなカラフルポップな雰囲気は薄く、動物のモチーフも見当たらない。どちらかと言えば2年前の作品に出てきそうな高貴なエレガントさが押し出されている。
関連タグ
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