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地冥の編集履歴

2017-09-10 04:38:39 バージョン

地冥

ちめい

台湾の人形劇「霹靂布袋戲」シリーズの登場人物。

「永夜是映照永生之光,洗禮萬民,榮耀殿堂。」

概要

称号:無神論、鬼諦(きてい)など多数


霹靂布袋戲」の登場人物。「霹靂天命之仙魔鏖鋒」シリーズの主要人物の一人。


天地人三乗の一人、多重の身分と名前を持つ謎の多い存在。各地の人々に血闇の力を与え、武林の災害を間接的に起こしてきた陰謀家。天跡の命に異常な執着を持ち、彼との決着を望んている。


プロフィール

性別
初登場霹靂天命之仙魔鏖鋒 第33章
根拠地惡魔眼淚
部下小丑傀一、小丑傀二、紫燁疾邪、殷墟帝少
所有物鬼諦星宿劫、命運規劃書、七罪命晷操、永晝之琴、挫雲索
交通逐日馬車

人物

仮面をかぶった赤い髪の魔術師、一人称は眩者(げんしゃ)。最初に現れた時はカードの形をしており、信者からは「冥冥之神」と崇められた。信者の一人・玉梁皇に力を与え、精霊天下の錻鍠玄脈を滅ぼさせた。精霊天下の一部の精霊に悪魔の種(惡魔種子)を植えつけ、過激かつ好戦的な性格に豹変させ、精幽大戦を引き起こさせた。


初登場の時は永夜劇作家の名を使い、ユニコーンの馬車に乗って現れる。自身の衣装のみならず、本拠地・惡魔眼淚も西洋風であり、あたかもサーカスか歌劇場のような雰囲気である。永夜劇場にて精幽大戦や單鋒罪者、そして夸幻之父の真実を関係者たちにヒントを与えた。


自ら表に出て戦いを起こすことはなく、裏で他人に力を与え、脚本家のごとく意のままに自分の思い通りに動かせることが彼の作風である。逆神暘ら精霊たちを利用して人類と幽界を攻めさせ、間接的に幾度もの災害を引き起こさせた。


しかし人類に感化された逆神暘は次第に利用価値がなくなっていき、ほどなくして逆神暘の体内の悪魔の種が除かれ、正気に戻る。この状況を見た地冥は殷墟帝少を出し、彼を新たな災害の執行者として取り立てる。逆神暘を重傷に追い込んだうえ、残された精霊たちを殷墟帝少の配下(捨て駒)にさせた。


かつて雲海仙門にいた頃、天跡たちとともに九天玄尊のもとで修行した時、仮面をかぶっており、その素性や正体は以前から謎に包まれていた。当時の二つ名は「鬼諦」と名乗っていたが、今は称号を「無神論」に変え、「鬼諦」の呼び名はダサい(凡庸)と思っている。


ワインや洋菓子を好み、ピアノを嗜む。術法に長じており、戦うときは幻術を使いこなし、手に持っている錫杖は鬼諦星宿劫(きていせいしゅくごう)という名前である。


以下ネタバレ

ネタバレ注意!

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上述の永夜劇作家はあくまでも地冥の化身の一つであり、

逆神暘との決戦の後、彼は遂に本当の姿を現す……。






以下、霹靂天命之仙魔鏖鋒II斬魔錄のネタバレが含まれています。






















地冥

「酆都路、殉道行,梟雄葬荒骨。

天無聲、地無語,凡塵豈視人中末。末日,無神論。」


本当の容貌は天跡と瓜二つであり、詩号と武器まで天跡と対になる。彼の正体は九天玄尊が「血元造生」の力によって作り出された天跡クローンだった。天跡とともに修行する前の「血河戦役」時期から、すでに悪行を行っており、武林の裏で暗躍し始めていた。


真・プロフィール

性別
初登場霹靂天命之仙魔鏖鋒 第49章
称号鬼諦、無神論、眩者、命運規劃師、冥冥之神
根拠地冥日之淵、惡魔眼淚、永夜劇場、血闇漩溟
身分天地人玄黃三乘の一人、末日十七
化身血闇源頭、永夜劇作家
家族小丑傀一(邪說)、劍隨風(離凡)
同修天跡人覺(玄黃三乘)
上司九天玄尊(帝釋)
部下紫燁疾邪、殷墟帝少、無人榜
武器神泣
所有物鬼諦星宿劫、殉道之眼

真・人物

地冥の本当の姿、金に飾られた黒いローブをまとった黒魔術師。その至る所が天跡と対照的である。正体を現した後も、気分転換として永夜劇作家に化身してピアノを演奏する節が見られる。


血河戦役の最中、風之谷にいる大漠蒼鷹の一族郎党を皆殺しにした。天跡と瓜二つのその顔は遺族である大漠蒼鷹に覚えられ、この事件は天跡の仕業だと誤解させた。精幽大戦の時期では「血闇源頭」に化身して精霊天下の雪藏一脈を滅ぼすが、その過程の中でも一人(冷飄渺)のみが生き残された。


錻鍠玄脈の滅亡後、領主の寒武紀の魂をとある人物の体に合体させ、闇影として生まれ変わる。部下の無人榜を闇影のもとに置き、監視役として彼と行動を共にした。


「血元造生」の力で、自らの血から小丑傀一と劍隨風を作ったが、彼らに対して時には道具のような、時にはわが子のようなゆがんだ感情を抱いている。息子の劍隨風(離凡)は彼の行いに不満を抱き、その元から去って行った。


そんな彼が悪行を積み重ね、武林を終末に導こうとする目的の裏には理由があった。

中原神州の滅亡を狙う邪悪な勢力・天邪衆は武林各地に潜み、機をうかがって転生しようとしていた。地冥の血闇の力には天邪衆の邪気を抑える効果があり、彼が行った虐殺や災害はすべて天邪衆の復活を阻めるためだった。天邪衆を完全に滅ぼすことこそ彼の真の目的である。


この行為はいかにも毒を以て毒を制す方法であり、極端な手段で武林を守ろうとしている姿はまさしくダークヒーローである。そんな彼がクローンとして生まれ、闇の力に手を染めたたのは彼の過去(末日十七)と関係があるという……。


関連タグ

霹靂布袋戲

永夜劇作家 末日十七


クローン ダークヒーロー 終末


天地人玄黄三乗

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