「夙風寒,明月勾,豪傑照古城;
天有行,地無跡,千秋怎堪一劍掃,神毓逍遙。」
概要
称号:神毓逍遙(しんいくしょうよう)
本名:玉逍遙(ぎょくしょうよう)
「霹靂布袋戲」の登場人物。「霹靂天命之仙魔鏖鋒」シリーズの主要人物の一人。
仙腳のいただきに立つ仙人。天地人三乗の一人であり、またの名は神毓逍遙。
飄々とした性格で普段はよくふざけるが、武林の出来事に関心を持っている。
プロフィール
性別 | 男 |
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初登場 | 霹靂天命之仙魔鏖鋒 第20章 |
出身 | 雲海仙門、玉門世家 |
根拠地 | 仙腳(せんきゃく)、雲漢仙閣、蒼崖雲樹 |
身分 | 天地人玄黃三乘の一人 |
化身 | 鳳鳴玉鶠皇 |
テーマ曲 | 奉天逍遙 |
兄弟 | 玉簫(妹) |
一族 | 玉書衡、道軒眉、玉微瑕、玉千尋、玉畹芳 |
友人 | 大漠蒼鷹、俠菩提 |
師匠 | 九天玄尊 |
相弟子 | 君奉天、玉簫、雲徽子 |
同修 | 地冥、人覺(玄黃三乘) |
部下 | 天下第三人、品愁惶、問仙籙、孤蹤隱影 |
その他 | 神愆 |
武器 | 神諭 |
所有物 | 醉逍遙(拂塵)、逍遙遊、霹靂號、狼牙通天繖 |
人物
神秘な石柱・仙脚の主。天地人三乗の一人である白髪の仙人。「仙魔鏖鋒」シリーズでは素還真不在の時期に中原正道を支えた。長い年月を渡って天堂之門の中に閉じ込められたが、寄曇說によって解放され、初登場時は大漠蒼鷹の出場詩を詠んで降臨した。
冗談好きな性格で、敵味方問わずふざけることが多く、ギャグシーンもたくさん存在している。一度六銖衣を成りすまして敵を翻弄したこともあった。雲徽子曰く、実は喜びを仲間に与え、悲しみを自分の中に引っ込める性格である。
登場の前後から秦假仙、劍非道、孤星淚など多くの人たちを助けた。それから武林各地に起きた災害や事件を解決すべく行動し、黒幕である地冥と鬼麒主と対抗し続けた。
本名は玉逍遙(ぎょくしょうよう)。武林の名門・玉門世家の出身である。少年時代から雲海仙門で修行し、九天玄尊はそのすぐれた素質を見抜き、天地人玄黄三乗の一人に選ばれた。その後地冥と人覺とともに修行を積んだことで、「天跡・神毓逍遙」を名乗るようになる。
食事シーンが多く、鶏肉やソーセージ、そして叉焼包(チャーシューを具にした肉まん)が好みである。仙脚の上でバーベキューパーティーを開催したことがある。
人間関係
君奉天:弟弟子。仲が良く、二人合わせて「奉天逍遙」と称された。血河戦役の頃、妹・玉簫の死により、関係は疎遠になり、天跡はほどなくして天堂之門に閉じ込められた。天堂之門から出た天跡が君奉天と話し合ったことで、ようやく和解。以降二人が共闘している場面がよく見られる。
地冥:天跡のクローンで、最初は彼を仇敵とみなした。かつて逆鱗之巔での決戦で引き分けとなり、互いに治りづらい傷が残った。地冥が各地で災害を起こす中、天跡は武林を守りながら、彼との再戦を望んでいた。「斬魔錄」中盤で九天玄尊に封じられた一部の記憶がよみがえられ、その真の目的を理解し、天地人三乗はともに新たな敵と立ち向かう。
跡魔
天跡は聖と邪の力を両方受け入れられるという、特殊な体質を持つ。九天玄尊がそれを見抜き、彼をベースに地冥を創造した。天跡が聖の力を受け入れ、正道としての修行を励むのに対し、九天玄尊が地冥に血闇の力を与え、闇の殉道者として育て上げた。
かつての「血河戰役」時期に、東瀛百妖卷の大妖怪・冥霾邪滍(めいばいじゃち)が雲海仙門に侵攻した。天跡は冥霾邪滍の退治に成功するが、同時に冥霾邪滍の体内に潜む「眾天邪王」の邪魂に憑りつかれる。
師匠・九天玄尊はその邪魂を「跡魔」と記載する。邪魂に憑りつかれた天跡は、邪の力を受け入れ、無意識の状態で九天玄尊を殺した。その後、「跡魔」の動きが止まり、天跡はこれに関する記憶も封印された。
「斬魔錄」終盤にて、天跡が人覺の策略により、越驕子と共に命を落とした後、「跡魔」が再び動き出す。邪魂が彼の死体を完全に乗っ取り、「破邪傳」では眾天邪王・神愆として降臨する。
関連イラスト
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天地人玄黃三乘