概要
古代中国において、仙人の住むという東方の三神山(蓬莱・方丈)の一つを意味し、転じて日本を指す雅称。または中国大陸から見て、東方の大海(東海)。現在でも漢民族は日本のことを東瀛とも言う。
中華系の時代劇や武侠系の作品では、日本のことを「東瀛」と呼ぶ場合が多い。
作品での「東瀛」
東瀛の登場に伴い、日本ゆかりの和風要素が見られる。
武士、忍者はもちろん、作品によって剣豪や陰陽師、妖怪なども登場する。
霹靂布袋戲
中原の東、苦境神州の外海にある島国。中原の群雄割拠な乱世と異なり、整った政権体制が描かれる。武士には「神風營」、忍者には「伊賀派」や「黑流派」などの組織・流派が存在する。将軍の政策により、中原に侵攻したことがある。
また、強大な妖怪八歧邪神の出身地でもある。
金光布袋戲
中原の東の外海にある島国。中土九龍地界より外にある境界。「西劍流」、「東劍道」、「竹龍眾」、「血扇流」など、武芸者の流派が存在する。そのうち、西劍流が中原に侵攻したことがある。また、酒呑童子や織田信長などの単語が登場する。