莫召奴
ばくしょうど
「有心無心,心在人間;多情薄情,情繫江湖。」
日本語訳:「有心であろうと無心であろうと、心は人間(世間)にあり。多情であろうと薄情であろうと、情は江湖(世間)を繋がる。」
性別 | 男 |
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初登場 | 霹靂風暴 第39集 |
出身 | 東瀛(とうえい) |
根拠地 | 心築情巣(しんちくじょうそう) |
身分 | 王者之路の「無形」、五方主星の「南朱雀」 |
家族 | 良峰秀瀧(婚約者)、君夫人(姉)、鬼祭宗煌(甥) |
義兄弟 | 舞造論、龍眼佛、素還真 |
友人 | 淚痕、九錫君、赫瑤、無情絲、樓沉沉、東陵少主、風隨行、十九爺、草一色、神無月、良峰貞義 |
武器 | 折扇 |
人物
本名は花座召奴(はなざしょうど)。中原がある「中土」に隣接する島国、「東瀛」の中で身分の高い一族の出身で、姉の夫は当時の東瀛の指導者。
東瀛の政治的混乱を避けて、中原に渡って来た。その際東瀛の宝刀である「泣龍怨」を中原に持ち込む。
中原では、「心築情巣」と名づけた神社のような鳥居のある広い屋敷を拠点とする。
風雅かつ穏やかな気質を持ち、知勇兼備な者で、武林の人々に重視され慕われた。友のために大義を以て、中原正道の人たちとともに邪悪な勢力と対抗する。
「霹靂狂刀之創世狂人」の頃、舞造論、龍眼佛、素還真と彼を含めた4人で義兄弟の契りを結び、以来素還真を「三哥」と呼ぶ。
女性と見紛うずば抜けた美貌の持ち主だが、そのことで本人は得することがあまりなく、「女々しい」とバカにされたり、「本当に男か確かめよう」と服を脱がされそうになったり、男嫌いの女性と交渉するために「実は男装の女性なんです。うっすら胸があるでしょう?」と言われたりと扱いがひどい。
ただし、莫召奴自身も、その外見をおのれの高い武功を隠すのに利用している。
「霹靂英雄榜之江湖血路」の頃、彼単独で写真集が発売された。恐らく木偶の写真集としては霹靂初の物である。
「霹靂圖騰」にて、天策真龍の激しい追撃を受けつつも、莫召奴は見事に脱出を成功し、一命を取り留めた。その後、欲界の波旬(はじゅん)との戦いを最後に、武林から引退した。
「霹靂謎城」の終盤で再登場を果たし、素還真たちとともに六禍蒼龍と戦った。中原に進軍してきた東瀛の軍勢を阻むべく、「霹靂開疆紀」の頃は故郷の東瀛に戻るが……。
「霹靂天命之仙魔鏖鋒II斬魔錄」以降、再々登場中。
- 公式詳細プロフィール(莫召奴)※中国語