鬱葬香
うつそうこう
「花謝花飛花滿天,紅消香斷有誰憐?青山空有恨,白骨葬無阡。」
声:蔡易軒
称号:山骨停雲(さんこつていうん)
本名:玉畹芳(ぎょくえんほう)
「霹靂布袋戲」の登場人物。
「霹靂兵烽決之玄象裂變」の主要人物の一人。
謎の貴公子。名もなき者たちと共に、古域王朝の闇を暴く。
記憶を失い、謎の生命体「原罪」が体に纏わりついている。
その正体は武林の名門・玉門世家の出身で、本名は玉畹芳。
性別 | 男 |
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初登場 | 霹靂兵烽決之玄象裂變 第6章 |
根拠地 | 浣香草堂 |
出身 | 玉門世家 |
化身 | 無名小卒 |
家族 | 玉書衡(父)、落絮夫人(母)、玉微瑕(義弟) |
一族 | 天跡、道軒眉(いずれもいとこおじ)、玉千尋(叔母) |
恩人 | 相 |
同僚 | 車、炮飛山 |
友人 | 公子醨(琉璃王爵)、沐吟霜 |
その他 | 原罪(命を共にする生命体) |
武器 | 挂星楂(刀、琴) |
灰色の髪に、華麗な着こなしをする謎の貴公子。古域王朝の底辺にある無名坑から、突如として姿を現す。記憶を失い、名もなき者(無名之輩)たちが命を救ってくれた。恩返しのために、彼らと共に古域王朝の闇を暴く。古域王朝を襲う際は仮面をかぶり、「無名小卒」に化身する。
体に謎の生命体「原罪」が纏わりついており、命を共にしている。原罪は人語が話せる、曲がった金属の武器の外見を持つ生物。一般人の肉眼では見られず、鬱葬香と沐吟霜にのみ視認できる。ことあるごとに「宝石食いたい」と鬱葬香に要求する。
正体は武林の名門・玉門世家の貴公子である玉畹芳。玉門世家は、「霹靂天命之仙魔鏖鋒」シリーズに登場した天跡の出身地でもある。かつて玉門世家が六蝕玄曜の一人・神諭に狙われ、滅門の危機に迫られた。玉畹芳はその際に記憶を失くし、無名坑に流れ着いて、現在に至る。
古域王朝と戦ううちに、自身が新たな人三脈の人選であることに気づく。人三脈の存在は、行方不明になった天跡を救える鍵である。このことは、天跡に敵対する神諭に察知され、玉門世家を襲うきっかけとなった。人三脈の力が目覚める前に、「原罪」を鬱葬香に寄生させ、壊そうとした。
一度は原罪に肉体を支配され、暴走してしまった。意琦行の奮闘と、鬱葬香の努力により、人三脈の力が目覚め、原罪の支配から逃れた。古域王朝の内乱が終息したあと、天跡を助けるため、意琦行と共に魔隧へ赴いた。
- 公式人物資料(鬱葬香)※中国語