「古豈無人,孤標凌雲誰與朋;
高塚笑臥,天下澡雪任琦行。」
概要
称号:塵外孤標(じんがいこひょう)、絕代劍宿(ぜつだいけんしゅく)
「霹靂布袋戲」シリーズの人気キャラクター。
「霹靂驚鴻之刀劍春秋」などの作品では主要人物として活躍していた。
武芸組織「武道七修(ぶどうしちしゅう)」の筆頭であり、孤高な剣客。「紅爐點雪(こうろてんせつ)」という剣技でその名を馳せた。戰雲界出身のため、雷を操る特殊な体質を持つ。同じく武道七修のメンバーである綺羅生や一留衣は親友のような存在。
中原正道の一員として、様々な災いと立ち向かい、武林を脅かす勢力と戦う。
プロフィール
性別 | 男 |
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初登場 | 霹靂戰元史之動機風雲 第24集 |
出身 | 戰雲界 |
身分 | 武道七修第一人、天地人三脈の一人、靖玄客の「開陽武曲星」 |
根拠地 | 叫喚淵藪、通天道など |
化身 | 絕代天驕、小七 |
組織 | 武道七修 |
家族 | 朝天驕(姉)、御宇天驕(弟) |
義兄弟 | 風霽月(義妹) |
同修 | 綺羅生、一留衣(初代內七修) |
部下 | 律己秋、尊武封端、沌王非壽、憑風一刀、寄天風(二代目內七修) |
その他 | 戚太祖(七修創者) |
武器 | 澡雪劍、春秋闋、天意 |
所有物 | 點雪(手持物) |
交通 | 神霄琦瑞(巨魔神)、不月流舟 |
人物
武道七修の筆頭である孤高な剣客。「絕代劍宿」の異名を持つ。武道七修は、内七修と外七修の二種類に分かれ、意琦行は内七修の筆頭に当たる。灰色の髪に白い系の服、人並み外れた雰囲気を漂う。剣術は武道七修で身に着けたが、その造詣は武道七修の域を超えており、必殺の剣技「紅爐點雪」で名を馳せた。
正道の人物だが、孤高な性格ゆえに初期は強気で、手段も強硬だった。気に入らない相手、または綺羅生に危害を加える者には、問答無用で紅爐點雪を仕掛けてくる。紅爐點雪は、仕掛けた相手の首に赤い印を切り込んで、時間経過と共に傷が深まり、やがて絶命する。紅爐點雪を解除できるのは、意琦行本人のみである。
鬼荒地獄變との決戦を経て、出身地の戰雲界に戻り、四奇觀の戦いに巻き込まれる。孤高な性格は変わらずだが、以降のやり方は少し丸くなった。人三脈の天命を引き受け、欲界や逆海崇帆などの勢力と対抗した。古陵逝煙に勝利した後、四奇觀の戦いが終息し、一度隠居する。
その後は雲海仙門と絡みながら、靖玄島に協力して、靖玄錄計畫に参加。「霹靂兵烽決」以降は靖玄客の一人・開陽武曲星となり、迫りくる七大神秘と立ち向かう。同時に天跡を助けるため、新たな人三脈の人選を探していく。
余談
名前・称号の元ネタはそれぞれ中国の四字熟語「瑰意琦行」と「塵外孤標」からとったもの。「瑰意琦行」は思想と行動が人間離れを表す言葉で、「塵外孤標」はずば抜けて優れていることを意味する。
剣技の「紅爐點雪」は、ことわざ「紅炉上一点の雪」が元となる。本来は紅炉の上に置いた雪が、たちまちとけてしまうように、私欲や迷いなどがすっかりとけてしまうことを意味する。意琦行の必殺剣技としては、技にかけられた者の命が紅炉の上に置いた雪のように、すぐに絶命する恐れを伴う状態を体現している。
関連イラスト
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関連リンク
- 公式人物資料(意琦行)※中国語