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概要

霹靂布袋戲」シリーズの第70作目、全50章。

2018年1月に公開され、物語は前作「霹靂天命之戰禍邪神」に続く第二部である。作品名は前々作「霹靂天命之仙魔鏖鋒II斬魔錄」と並ぶほど長く、通常は「破邪傳」と短く略称される。

霹靂布袋戲」シリーズの主人公である素還真が化身も含め、一切登場していない作品である。


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作品解説

タイトルの前半は過去作「霹靂天命」からとったもので、「戰禍邪神」の「邪神」の部分は八歧邪神を指す。「戰」と「禍」は、作品に登場する二つの凶星・「戰星」の帝龍胤と「禍星」の神愆を意味する。


前作と合わせて「戰禍邪神」シリーズと呼ばれ、本作はその後編である。公式では「仙魔鏖鋒」シリーズと合わせて、四つの作品を「霹靂天命」シリーズとも呼ばれる。視聴の際は、前作と「仙魔鏖鋒」シリーズも併せて見るとより理解しやすい。


八歧邪神の復活から、一頁書ら率いる中原正道との最終決戦まで描く。八歧邪神は東瀛出身のことから、東瀛ゆかりの和風要素が所々見られる。


2018年時点で、タイトルにローマ数字の記号「Ⅱ」を用いたのは本作からである。過去作にもローマ数字表記のタイトルが存在するが、「霹靂天命之仙魔鏖鋒II斬魔錄」などでは、アルファベッドの「I」で表していた。


あらすじ

八歧邪神の龍首を巡った戦いは、雲海仙門・德風古道・道武王谷など、雲徽子ら中原正道の活躍により、邪力を削ることに成功した。しかしその努力もむなしく、示流島の激戦にて、八歧邪神が復活を果たす。


そんな中、一頁書が邪神と対抗できる「血闇之力」を吸収し、龍首の消滅と八歧邪神の打倒に専念する。邪神陣営の本格的な侵攻に対し、中原正道の人々が決戦に向けて奔走する。


中原が戦乱を続く一方、西武林を中心に、劍族と鬼族の因縁が続いていく。それと同時に、災いをもたらす二つの凶星・禍星戰星が天に輝く。禍星の神愆、そして戰星の帝龍胤、二人の登場が中原にさらなる脅威を与える。


主な登場人物

一頁書

雲渡山の高僧。本作の主人公。

「血闇之力」で暴走するが、中原正道の協力を経て正気に戻る。

八歧邪神を倒すために、邪神陣営と立ち向かう。


八歧邪神

東瀛百妖卷に記された最強の邪神。本作最大の敵。

示流島で復活し、苦境神州へ向かう。後半から中原に本格的な侵攻を開始する。


劍子仙跡

三先天の道教先天。收萬劫との決戦を経て、迫り来る八歧邪神と戦う。


青陽子

道教組織「聖龍口」の主。收萬劫の死後、八歧邪神に近づく。

邪神を消滅すべく、「無敵戰龍」の製作に急ぐ。


談無慾

月才子の異名を持つ賢人。邪神打倒のために奔走。

火母・炎無心と出会い、生命共同体になる。


莫召奴

東瀛出身の美青年。八歧邪神に解放され、中原に戻る。

邪神と対抗するために、「古原爭霸」の八人を召集する。


皇儒無上

儒教組織・德風古道の皇帝。

一門を守るため、德風古道に攻め込んだ八歧邪神に挑むが……。


雲徽子

雲海仙門の仙人。神愆の復活を阻止するために行動する。

予言された自分の災いが降りかかるが……。


神愆

天邪八部眾の筆頭「眾天邪王」。堕落した光明神。

天跡の体を乗っ取って降臨し、中原に破滅をもたらす。

凶星の一人「禍星」。


帝龍胤

閻羅鬼獄の竜の武将。君奉天と瓜二つの顔を持つ。

鬼族の中原侵略のため、戦乱をもたらす。

凶星の一人「戰星」。


邪神陣営

八歧邪神側に属する敵対勢力。中原に脅威を与える。

天邪八部眾や東瀛百妖卷の妖怪を含め、邪神の力に屈した中原の人物も加わる。


收萬劫

天邪八部眾の一人「阿修羅王」。

道教の代表者を巡って、劍子仙跡との決戦に挑む。


鬼麒主(ききしゅ)

天邪八部眾の一人「鬼龍王」。骨の扇を持つ陰険な策士。

八旗武神を操って、德風古道を攻撃する。


蚩羅(しら)

天邪八部眾の一人「夜叉梟王」。マスクをかぶる梟雄。

「邪神冥殿」の建造に着手し、恋人・白川凌花との過去が明かされる。


邪獄明王(じゃごくみょうおう)

天邪八部眾の一人「邪獄明王」。前作で蝴蝶君に斬られる。

後半から邪神に復活され、側近の一人として働く。


奈落川(ならくせん)

八歧邪神の側近である忍者。またの名は御天者(ぎょてんしゃ)。

莫召奴の姿をまねて、中原の人々を惑わす。


黑夜鳴殺(こくやめいさつ)

深夜に莫召奴の住居に徘徊する暗殺者。「邪染之刃」で人々に邪気を感染させる。

覆面の下の容姿は、莫召奴と同じ顔立ちである。


八旗武神(はっきぶじん)

鬼麒主が操る、東瀛伝来の不気味な武神像。

洛平秋と命が繋がり、彼が眠る時に現れ、周囲の者を殺していく。


九變妖媸(きゅうへんようし)

東瀛百妖卷の筆頭である九尾の狐。美女に変化できる。

封印が解かれた後、苦境神州を攻撃する。青陽子を食おうとしているが……。

モチーフは玉藻前


荒漠孤鷹(こうばくこよう)

昔の示流島戦役にて、邪神陣営と戦った剣士の一人。

八歧邪神の邪気に屈して、雲海仙門を襲う。


越弦歌(えつげんか)

天川門の弓の名手である豪傑。

邪神討伐に組まれた「古原爭霸」の「射」の代表に選ばれる。

正体は八歧邪神に頼った中原の裏切り者である。


德風古道

(とくふうこどう)

大規模な儒教組織。迫り来る邪神陣営の侵略に応戦する。

西方支部「一筆春秋」では、繫雪衣を中心に、鬼族との戦いが始まる。


俠儒無蹤(きょうじゅむしょう)

德風古道上層部「昊正五道」の侠儒。剣術を得手とする侠客。

愛弟子・洛平秋の件を経て、神州に侵略した八歧邪神と対抗する。

本作で本名が「尹瀟深(いんしょうしん)」と判明された。


玉離經

德風古道の主事。実の父・鬼麒主に惑わされる。

儒門の秘伝奥義「春秋聖卷」で、邪神の龍首を消滅する。


雲忘歸(うんぼうき)

德風古道の司衛。マイペースで瀟洒な性格。

玉離經らと共闘しながら、西方支部「一筆春秋」で起きた事件に気に掛ける。


御鈞衡

德風古道上層部「昊正五道」の法儒。慕靈風と恋人になる。

一門に攻め込んだ八歧邪神に奮戦するが……。


映霜清(えいそうせい)

德風古道上層部「昊正五道」の鳳儒。御鈞衡の恋人・慕靈風と同一人物。

邪神討伐に組まれた「古原爭霸」の「術」の代表に選ばれる。


邃無端

德風古道上層部「昊正五道」の劍儒。劍儒兄弟の弟。

邪神討伐に組まれた「古原爭霸」の「單鋒」の代表に選ばれる。


劍咫尺(けんしせき)

德風古道上層部「昊正五道」の劍儒。劍儒兄弟の兄。

劍族の出身から、劍族と鬼族の事件に巻き込まれる。


繫雪衣(けいせつい)

西方支部「一筆春秋」の剣士。劍族と鬼族の事件を中心に活動。

かつての因縁を巡って、鬼族の武将たちと戦う。


公子笑納(こうししょうのう)

「一筆春秋」の支部「古風簷」の主。毒舌な儒士。

よく繫雪衣を皮肉るが、彼が関わった鬼族の事件に協力する。


道教

本作では道武王谷(どうぶおうこく)と、青陽子が率いる聖龍口(せいりゅうこう)の二つの道教組織が、八歧邪神の侵攻に対抗する。


豁青雲

聖龍口の玄劍使。初期は劍子仙跡に外見と名前を貸して活動させた。

九變妖媸の討伐後、本人が登場し、青陽子を補佐する。


劍非道

太上府の府尊である道士。道武王谷の戦いを経て、無事生還する。

邪神討伐に組まれた「古原爭霸」の「劍」の代表に選ばれる。


朱尊(しゅそん)、半完人(はんかんじん)

道武王谷の掌門と創設者。劍子仙跡青陽子たちの邪神討伐に協力する。


精靈天下

(せいれいてんか)

精霊たちの組織。步軍殤を中心に、邪神の侵略に対抗する。


步軍殤(ほぐんしょう)

精霊天下の若き獣王。一頁書に関心を持ち、雲渡山を中心に活動。

邪神討伐に組まれた「古原爭霸」の「刀」の代表に選ばれる。


碧雪妍(へきせつけん)

精霊天下聖脈の姫。わがままな食いしん坊。

恋人・步軍殤と行動を共にする。


皇暘耿日(こうようこうじつ)

精霊天下「狩宇天脈」の暘司。奇術使い。

邪神討伐に組まれた「古原爭霸」の「奇」の代表に選ばれる。


雲海仙門

(うんかいせんもん)

仙人たちが共に修行する組織。

「冥帝」ごと天邪八部眾の筆頭・神愆がもたらす災いを止めるべく行動する。


劫紅顏(ごうこうがん)

「雲魁」の二つ名を持つ女性の仙人。

雲海仙門の指導者で、冥帝刀弓の使い手である。


未知(みち)

劫紅顏の息子の一人。八歧邪神の呪いにより生まれた白衣の少年。

謎の魂に憑りつかれ、神愆の降臨に加担する。


未萌(びぼう)

劫紅顏の息子の一人。黒い妖狐の姿をした少年。

冥帝の謎を解くべく、巧天工と共に「東皇玄洲」へ赴く。


巧天工(こうてんこう)

「芙蓉鑄客」の二つ名を持つ有名な鍛冶師。劫紅顏の養女。

冥帝の謎を解くべく、未萌を連れて「東皇玄洲」へ赴く。


中原武林

淒城(せいじょう)

白い笠をかぶる少年侠客。莫召奴の従者になる。

「古原爭霸」の「劍」の代表に選ばれるも、八歧邪神による重傷が原因で辞退。


紅塵雪

文武両道な才女。「天子槍」の肩書を併せ持つ美人。

邪神討伐に組まれた「古原爭霸」の「槍」の代表に選ばれる。


樂尋遠(らくじんえん)

武林の連盟「盛世歸圓」の盟主。下剋上の梟雄。

「古原爭霸」の「氣」の代表として活動する一方、密かに八歧邪神に近づく。


炎無心

陽淵火族の火母である少女。

談無慾に助けられ、生命共同体になる。


闇影(あんえい)

闇の復讐者。無限恨によって復活される。

冥帝單鋒の使い手で、神愆がもたらす災いに対抗する。


生命練習生(せいめいれんしゅうせい)

槍神という二つ名を持つ熱血男児。原始魔君の死により復帰する。

邪神打倒のため、終盤で地繭無限と共に「黃泉之門」を開く。


聶寒(じょうかん)

「鬼斧神工」の二つ名を持つ鍛冶師。

青陽子ら中原正道の依頼を受け、八歧邪神消滅のための兵器「無敵戰龍」などを作成。


幽界

(ゆうかい)

異次元にある魔族たちが住む世界。

八歧邪神の勢力が中原を攻撃する中、内部で「魔始」が密かに蠢き出す。


九嬰(きゅうえい)

幽界の残虐な聖母。目的達成のために、手段を選ばない。

通天道で意琦行の必殺技「紅爐點雪」を受けるが……。


飄撇浪子(ひょうへつろうし)

幽界の原始魔君。記憶喪失により、武林で「飄撇浪子」と名乗って活動した。

降臨した神愆を果敢に挑むが……。


無限恨

幽界聖族の青年。優れた瞳術の持ち主。

地冥の代理人として、邪神勢力に対抗するが、途中で魔始に操られる。


白翼雪魂(はくよくせつこん)

無限恨の分身「六色殺魂」の一人。本体の支配から逃れる。

九嬰と協力しながら、魔始に従って活動する。


魔始(まし)

幽界の創造者。邪神勢力が侵攻する一方、無限恨を操って暗躍する。


西煌佛界

(せいこうぶっかい)

苦境の西北に位置する仏教組織。

劍族と鬼族の因縁に関わりながら、八歧邪神と対抗する。


釋至伽藍(しゃくしがらん)

西煌佛界の主事。「聖衡者」と呼ばれる高僧。

高僧たちを指揮して、鬼族や邪神勢力と戦う。


法畏金剛(ほういこんごう)

西煌佛界の高僧「四禪天」の一人。入り口を守る護法神。

八歧邪神打倒のために、自ら犠牲を決意する。


近月觀音(きんげつかんのん)

西煌佛界の高僧「四禪天」の一人。穏やかな菩薩。


永劫天女(えいごうてんにょ)

西煌佛界の高僧「四禪天」の一人。尼僧頭巾をかぶる比丘尼

過去のことから、釋至伽藍を鬼族の間者と疑うが……。


劍族

(けんぞく)

剣術を得手とする一族。德風古道の劍儒兄弟・邃無端と劍咫尺がその血脈を引き継ぐ。

西武林を中心に、因縁の相手・鬼族と戦う。伝説の三剣士「三大鋒芒(さんだいほうぼう)」が登場する。


姑蘇還劍(こそかんけん)

劍族の三大鋒芒の一人。豪快な中年剣士。

繫雪衣たちと共に鬼族と交戦する。


章仇無期(しょうきゅうむき)

劍族の三大鋒芒の一人。寡黙な青年剣士。

山水郎の犠牲により復活し、繫雪衣たちと共に鬼族と交戦する。


情不返(じょうふへん)

劍族の三大鋒芒の一人。繫雪衣の養父にして師匠。故人。

鬼族によって殺され、仇討のために繫雪衣が動き出す。


鬼族

(きぞく)

閻羅鬼獄(えんらきごく)に生息する種族。一度死亡しても、魂魄が鬼獄に戻って復活できる能力を持つ。封印の解除と共に、帝龍胤をはじめとする武将たちが現れる。


死寂女神(しじゃくじょしん)

黒い服を身にまとう、鬼族の闇姫。

一度倒されるが、魂魄が鬼獄に戻って復活する。


鬼手肢解(きしゅしかい)、咒夜鵟人(じゅやきょうじん)、叱顱童子(しつろどうじ)

鬼族で「三大戰慄」と呼ばれる武将たち。劍族や繫雪衣らに襲いかかる。

咒夜鵟人を除き、おぞましい外見をしている。


魙天下(さんてんか)

閻羅鬼獄の女帝。輿の中で姿を隠す。

次回作から本格的に活動を始める。


その他

山水郎(さんすいろう)

不運な書生。姑蘇還劍や繫雪衣と行動を共にした。

章仇無期を復活させるため、犠牲を決意する。


留牡丹(りゅうぼたん)

遊仙台の花魁。死寂女神が倒された後、正気に戻る。


花濺墨(かせんぼく)

東瀛の過去編に登場。

懷花城の次期当主である天才剣士。千雪落の弟子になる。

正体は天邪八部眾の一人・蚩羅の前世である。


千雪落(せんせつらく)

東瀛の過去編に登場。

凄腕の女剣士にして殺し屋。花濺墨に剣術を教え、次第に恋に落ちる。

正体は蚩羅の恋人・白川凌花の前世である。


峨茲(がし)

「太古先知」の二つ名を持つ預言者。雲徽子の前世。

魂の意識のみが残り、神愆を正気に戻すことに尽力する。


用語

戰星(せんせい)、禍星(かせい)

本作のタイトルとなった、災いをもたらす二つの凶星。

戰星は帝龍胤、禍星は神愆とそれぞれを指し、雲海仙門と深く関わる。「霹靂天命之仙魔鏖鋒II斬魔錄」時期に亡くなった天跡君奉天が、死後に肉体や魂が悪の組織に利用され、成り果てた姿。帝龍胤は閻羅鬼獄、神愆は邪神陣営の一員として、中原に災いをもたらす。

神愆の降臨時に、夜空に二つの凶星が輝く演出が見られる。


丹青獄圖(たんせいごくず)

道皇・聖無殛が八歧邪神打倒のために遺した、未完成の絵巻。青陽子收萬劫が絵巻の完成に力を尽くす。完成するには、莫大な魂の犠牲が必要となる。完全な丹青獄圖には、地獄を開く能力を持ち、八歧邪神を地獄に閉じこめる狙いである。


四大創道者(よんだいそうどうしゃ)

遥か昔の武林で、三教(仏教道教儒教)と仙人の組織を創立した四人の総称。単語の初出は「霹靂天命之仙魔鏖鋒II斬魔錄」。八歧邪神の討伐や封印に関与しており、消滅の方法を考えてきた。本作では回想シーンと、八歧邪神討伐の際にのみ登場する。物語開始時点で、皇儒無上を除いて全員故人となった。


名称読み方肩書き流派創立した組織
九天玄尊きゅうてんげんそん玄尊仙門雲海仙門
宿何年しゅくかねん尊佛仏門西煌佛界
聖無殛せいむきょく道皇道教道武王谷
皇儒無上こうじゅむじょう皇儒儒教德風古道

東皇玄洲(とうこうげんしゅう)

かつて中原より東の海に存在した地域。神愆の出身地。祀られた光明神が堕落した際に、天より制裁を受け、地域ごと砕かれる。砕かれた東皇玄洲は、長生樹(ちょうせいじゅ)、北邪嶼(ほくじゃしょ)、世外天書(せがいてんしょ)、飄血孤島(ひょうけつことう)など、七つの島となった。堕落した光明神は、のちの眾天邪王・神愆になる。


霹靂驚鴻之刀劍春秋」時期に登場した「步武東皇」ごと戚太祖の故郷であり、奇花八部の発祥地でもある。


終極冥帝(しゅうきょくめいてい)

神愆が使用する武器。冥帝單鋒、冥帝邪槍、冥帝刀弓、冥帝之精の四つの武器に分けられる、伝説の兵器。この兵器が組み合わせた時に、大きな災いが起こるといわれる。そのうち、冥帝單鋒と冥帝邪槍は、「霹靂狼煙之古原爭霸」時期の武林に戦乱をもたらした。

神愆の降臨と共に、終極冥帝が散らばった状態から、元の姿に戻る。


邪染之氣(じゃせんのき)

八歧邪神の能力の一つ。強大な邪気を放ち、環境を汚染する。この邪気に汚染された者は、濃度によって、時間経過と共に八歧邪神に操られる。性情は急変し、殺戮と謎の行動を行うようになる。


獄婪(ごくらん)

八歧邪神の体内にある魂(人格)の一人。「強欲」を司る。

好奇心旺盛な性格で、中原で村人と遊びまわっていた。

七つの魂の中で出番が一番多く、唯一「邪染之氣」を使いこなせる魂である。


厄禍(やくか)

八歧邪神の体内に潜む「邪染之氣」の源。終盤に登場。

絶大な力を持つ破壊神で、邪神の肉体が破壊されたことによって、正体を現す。


無敵戰龍(むてきせんりゅう)

青陽子が長年求めてきた強力な兵器。単語の初出は「霹靂烽雲」。

起動するには九龍菩提經、楓岩、龍腦が必要である。本作では八歧邪神消滅を目的に、鍛冶師の聶寒に製作を依頼した。以前より堅固に作り、完成品は竜の形をした戦闘機である。


古原爭霸(こげんそうは)

霹靂狼煙之古原爭霸」の題名となった単語。各地から選ばれた、八人の武芸者の集まりである。それぞれ異なる武術の分野を長じており、当時では宝物を巡って戦った。本作では一頁書八歧邪神討伐のために、再び召集される。当時の代表者の一部が死亡、もしくは行方不明になったため、再選出が行われる。


本作の代表者たちは以下となる:

属性代表者
淒城→劍非道
紅塵雪
單鋒邃無端
越弦歌→玄真君
皇暘耿日
樂尋遠
映霜清
步軍殤

黃泉之門(こうせんのもん)

人間界と死後の世界を繋ぐ門。開くには「殉道之眼」などの力が必要。

門を開く代償として、自身の寿命が減らされる。終盤において、地繭無限たちが八歧邪神討伐のために門を開く。「霹靂狼煙之万堺塵濤」から本作までに登場した、死者の魂を呼び覚まして、中原正道に助力した。

命を削れば削るほど、門の維持を長持ちできる。


協力先
任平生劍非道
逆神暘皇暘耿日
應無騫紅塵雪
墨傾池邃無端
患天常樂尋遠
御鈞衡映霜清
玄凌蒼玄真君
地冥天跡

関連タグ

霹靂布袋戲 八歧邪神


一頁書 神愆 帝龍胤



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