「無限之前,唯見悲憐。」
概要
称号:地繭(ちけん)
「霹靂布袋戲」の登場人物。
「霹靂狼煙之古原爭霸」から「霹靂天命之戰禍邪神」シリーズにかけて活躍した。
幽界の守護者である陽魔琴の使い手。「天魔繭」の夔禺疆と合わせて「天地雙繭」と称される。
体から六つの殺魂(六色殺魂)を分身する能力を持ち、殺魂を幽界外部に行かせて、あらゆる任務をこなす。
「斬魔錄」以降は、無限恨と名乗って活動する。メイン画像は無限恨時期の姿である。
名前は「無限」2文字となっているが、区別のため、イラスト投稿の際は「地繭」「地繭無限」のタグをつけることが望ましい。
プロフィール
性別 | 男 |
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初登場 | 霹靂狼煙之古原爭霸 第10章 |
退場 | 霹靂天命之戰禍邪神Ⅱ破邪傳 第50章 |
根拠地 | 幽都、神亡異空 |
身分 | 幽界天地雙繭の「地繭」 |
化身 | 九千秋、無限恨 |
家族 | 原始魔君(父)、九嬰(母)、朱雀衣(妹) |
同僚 | 夔禺疆(天魔繭) |
部下 | 無間鬼后、蛾魔蝗、千魔幽旨、魔驕 |
その他 | 黑翼冰魂、赤翼焰魂、青翼刀魂、藍翼劍魂、白翼雪魂(六色殺魂) |
武器 | 陽魔琴 |
所有物 | 九轉還元丹 |
人物
白いフードを身にまとう、幽界聖族の青年。通称「無限」。冷たい雰囲気に、神秘感を漂う守護者。幽界の魔物たちと違い、美形な顔立ちをしている。
初登場時は神亡異空にて姿を現し、挑戦しに来た赮畢鉢羅を撃退した。幽界地脈の安定と聖母・九嬰を守ることが、彼の役目である。守護者として、幽界から出ることがなく、外部の戦いに関わることもほとんどない。六色殺魂の分身を駆使して、夔禺疆に補佐するのみだった。
六色殺魂(ろくしょくさつこん)は、幽界の王族のみ使える能力である。幽界の亡霊を吸収し、自分の魂の一部を与えることで、新たな生命体「殺魂」を作ることができる。殺魂たちは、無限の一部外見の特徴が見られる。形式上は実体と分身だが、自我を持っているため、無限の命令に従うが、自分の意識で動くこともできる。作品の中では、幽界の創造者・魔始を除き、彼しか使用していない。
幽界を守る間、風之痕の意識にもぐる。かつて精幽大戦時期に、風之痕が逆神暘と交戦し、聖母を救ったことを知る。恩返しとして、自身の魂の一部を犠牲に風之痕を助けた。
夔禺疆が九嬰の力を吸い取り、幽界の覇権を握る際に、表面上彼に協力を続ける。だが白衣劍少・黑衣劍少が風之痕と交戦するとき、風之痕の意識を戻させ、裏では夔禺疆の陣営をつぶす作戦を練っていた。
縱橫子が幽界の軍師になる時に、縱橫子・魔夜聽劍と交戦するも、敗死してしまう。しかしそれは打倒夔禺疆の作戦の一つであり、無限は縱橫子の力を借りて、武林で「九千秋」に化身する。その後、縱橫子・寄曇說などと協力して夔禺疆を倒し、元の姿に戻る。
夔禺疆の政権がなくなった後、聖母・九嬰が戻り、原始魔君の復活に手掛ける。鬼麒主が見つからないという理由で、自分と妹の朱雀衣が生け贄として捧げることになる。朱雀衣は犠牲になるが、無限は重傷を負うも一命をとり留め、妹の復讐のために、「無限恨」と名乗るようになる。
以降の動向は、無限恨の項目を参照。
関連タグ
関連リンク
- 公式人物資料(無限)※中国語