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「……痛快!」

概要編集

吹き替えCV:小林壮太郎

称号:闇蹤(あんしょう)


魔劍道の太子にして凄腕の剣士、わがままで負けず嫌いな性格。その剣術は力強くて野性溢れる。魔界の剣術の達人・風之痕の弟子としても知られる。両親が亡くなった後、白衣劍少風之痕のために行動することが多い。


プロフィール編集

性別
初登場霹靂圖騰 第9集
出身西漠
根拠地魔劍道太子殿、妖刀界、思動即舍、陰司鬼池
身分魔劍道太子、魔劍道魔皇、妖刀界少主、太荒神決六聖護の一人
組織魔劍道、妖刀界、犴妖族、邪尊道
化身
家族誅天(父)、妖后(母)、白衣劍少(義兄)、沙羅(妹)、權妃(叔母)
義兄弟紅流邪少、銀羽風少、紫燄魔少
師匠風之痕
従者夜叉鬼、儺鬼雙行

人物編集

容姿端麗な美少年、外見は名前の通り「黒衣の少年剣士」。独特なしゃべり方と母譲りのエルフ耳が特徴。

性格は義兄の白衣劍少とは対照的で短気。我が強く、苛烈かつ衝動的なところもあるが、家族思いで義理堅い人物である。白衣劍少とともに風之痕に師事して剣術を学び、その腕は義兄にも劣らぬ強さを誇る。


父は魔劍道の主の誅天で、母は妖刀界の主である妖后。魔族と妖族の血を引き継いでいる。優れた家柄を持つが、両親の仲が悪く、別居していた。彼を巡って養育権争いが絶えない。


初登場時は卓越した剣術で魔界の武将の龍王魛を殺し、それから間もなく十八歳を迎える。誅天の死後、魔劍道は妖刀界と合併し、事実上滅亡した。黑衣劍少はそのまま妖刀界の少主として母と行動を共にする。


剣士ではあるが、剣のみならず、母の教えで妖刀訣を習得し、刀も使いこなせる。刀を持っている状態で魔流剣術を使う場面も見られる。一度「冥界天嶽」の魔刀「宕月刀」に意識を操られ、殺人兵器と化したが、師匠の風之痕の助けでやっと正気に戻った。


霹靂九皇座」の最終盤で母とともに葉口月人たちに追い詰められ、母を守るため重傷を負った。その後親子そろって崖から飛び降り、生死不明になる。実質一度死亡したが、母の妖后は彼を助けるため、犴妖族の禁術を使って彼を復活させた。


初期の護衛役として夜叉鬼たちが付き従うが、復活後の「霹靂經武紀之梟皇論戰」では妖后とともに新たな組織「邪尊道」に属し、護衛役も儺鬼雙行に変わった。だが当初現れた彼は偽者で、本物の黑衣劍少は「黥」に化身して偽者の真相を突き止めた。


妖后が煙になって消えた後、彼は師匠の風之痕に救出され、以降義兄の白衣劍少風之痕のために行動する。


余談編集

黑衣劍少は布袋戲史上初のエルフ耳を持つ人形。

細い目元、高い鼻に尖った顎、その美形な顔立ちは伝統の人形デザインを大きく覆した。

この人形の誕生により、美形や西洋風の布袋戲人形が続出するようになった。


そんな黑衣劍少をデザインしたのは人形デザイナーのコンビ「潮州君皇」である。

潮州君皇は羽人非獍魔王子など、多くの美形キャラの彫刻・デザインを担当した。


関連タグ編集

霹靂布袋戲

白衣劍少 風之痕


エルフ耳

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