「亂天地無道,君威臨;墜黑白無間,奉陰行。
嘆人鬼無常,天逆命;掌日月無極,帝皇令。」
概要
称号:鬼獄皇少(きごくこうしょう)
「霹靂布袋戲」の登場人物。
「霹靂天命之戰禍邪神Ⅱ破邪傳」の主要人物の一人。
閻羅鬼獄(えんらきごく)の竜の武将。君奉天と同じ顔を持つ。
正体は鬼獄の女帝が作った、君奉天の魂魄を納めるための器である。
戰禍邪神のタイトルと関わり、災いをもたらす星の一人「戰星(せんせい)」である。
プロフィール
性別 | 男 |
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初登場 | 霹靂天命之戰禍邪神 第20章 |
根拠地 | 鬼獄孤峰、燭龍關 |
身分 | 龍之子(君奉天の鬼魄の器) |
化身 | 紫聆兒、龍羿紫龑皇 |
恋人 | 后鳳翎 |
家族 | 神轅帝龍王(父)、黑宙獄龍皇(母)、夜風(弟)、仞利獄龍(弟) |
友人 | 慕夜笙、雲忘歸 |
組織 | 閻羅鬼獄 |
上司 | 魙天下 |
部下 | 咒夜鵟人、鬼手肢解、叱顱童子、左將屹首、右將鐮封 |
武器 | 黑龍矛、帝龍刃 |
所有物 | 獄龍皇寶甲 |
ペット | 夜風(馬) |
人物
黒い兜と鎧を身にまとう、クールで寡黙な武将。矛を武器とする。君奉天が人覺の計略によって亡くなる際、魂が「聖魄」と「鬼魄」の二つに分けられた。聖魄は德風古道に残るが、鬼魄は閻羅鬼獄に入った。閻羅鬼獄の女帝・魙天下(さんてんか)が君奉天の鬼魄を、帝龍胤の体内に入れたことで、その容姿が君奉天と瓜二つになる。
過去
かつて二つの竜王が、激戦を繰り広げた末、閻羅鬼獄に封印された。女帝・魙天下は当時の戦いに残された龍珠(龍玉)と、鬼獄戦神の血液を「血元造生(けつげんぞうせい)」の術で、帝龍胤という生命体を作った。女帝に完全服従させるため、作成時に彼の視力を奪った。
女帝の手駒として、鬼族の武将として、軍を率いて奮戦した。帝龍胤は優れた武勇と功績から、「戦神」と呼ばれるようになる。その活躍により、鬼族は最終の勝者となり、女帝は正式に閻羅鬼獄の統治者になった。帝龍胤も戦で負った傷を癒すため、長い間に燭龍關で治療していた。
鬼獄皇少
君奉天の死後、鬼魄が帝龍胤の体内に入る。容姿が君奉天と同じになり、視力も取り戻した。君奉天は女帝・魙天下の実子であることから、帝龍胤が君奉天復活の器として、鬼獄の皇族「鬼獄皇少」となる。その破格な待遇から、部下たちや周囲の者から不満が募り、鬼獄での人間関係が悪い。
女帝の命令を受け、苦境神州に踏み入る。一つの目的は、君奉天の聖魄と融合させ、八歧邪神を倒すこと。もう一つの目的は、閻羅鬼獄の中原侵略を狙い、武林に戦乱をもたらすことである。だが君奉天の魂魄の影響により、帝龍胤の行動が牽制された。
鬼獄で唯一の親友として、御者の慕夜笙がいる。愛馬の夜風に対する優しさと真摯な態度から、帝龍胤と友好的な関係を築く。夜風が慕夜笙のおかげで落ち着くことから、二人は親しい友人になった。
武林での活動を経て、自身が女帝の手駒だったことを知り、女帝に反乱を起こす。戦いの際に、慕夜笙が帝龍胤を刺し、女帝から送った監視役であることを明かした。慕夜笙が行ったすべてが、帝龍胤を新たな君奉天として仕立てるためだった。親友の裏切りにより、帝龍胤が命を落とす。
関連タグ
関連リンク
- 公式人物資料(帝龍胤)※中国語