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「話九宸,揮袖風雲盡,江山何沉?

隨逸興,負手乾坤定,蒼黃為輕。」

概要

称号:雲天望垂(うんてんぼうすい)

霹靂布袋戲」シリーズの登場人物。

霹靂狼煙之九輪燎原」、「霹靂狼煙之万堺塵濤」などの作品では、儒教の代表者の一人として活躍していた。

儒門の聖司。儒教組織「文詣經緯(もんけいけいい)」の主。

儒門の秘伝「君子風」の創始者として知られる。

プロフィール

性別
初登場霹靂謎城之九輪異譜 第26章
退場霹靂天命之仙魔鏖鋒II斬魔錄 第1章
身分儒門聖司、儒門秘伝「君子風」の創始者
根拠地穹頂末、雲簾清昊
組織万堺同修會、文詣經緯、德風古道
友人文解字、付清商、意軒邈、邃無端玉離經
上司君奉天(先輩)
同僚應無騫、任平生
部下遠滄溟、玉徽清、江城子、山亭柳、步虛詞、楚天遙(文詣經緯)
武器明意徵聖
所有物君子風秘笈
ペット雪貂(フェレット)

人物

白髪に白い衣装をまとう、儒門の聖司。戦乱にあった荒れ地を復興し、儒教組織「文詣經緯」を設立した。儒門の秘伝剣技「君子風」の創始者として、広く名を知られる。君子風の技は、「霹靂王朝」時期などで活躍した儒教の伝承者・劍君十二恨が会得している。

フェレットをペットとして飼っており、部下の遠滄溟にプレゼントしたことがある。遠滄溟の死後、フェレットは遠滄溟の兄・卻塵思の元に引き取られた。

親友思いな性格で、友のために正道を一時期背くなど、手段を選ばない一面も見られる。幽都との取引や、單鋒劍術を極めることなど、すべて親友のために取った行動である。九輪天の軍勢が苦境に侵攻する際、縹緲月の要請で、初めて姿を現す。九輪天との戦いに、儒教の勢力を守った。

経歴

万堺紀年

「万堺紀年」時期は、万堺同修會の儒教組織「文載龍淵」で修行していた。日々人間を襲う幽都の軍勢を倒すため、共謀で万堺尊主を殺し、幽都と万堺の対立を激化させた。その際に、滅亡寸前だった易教の遠滄溟を助け、儒教に引き入れる。

文載龍淵の主・應無騫と馬が合わず、應無騫は本来、遠滄溟を処断するつもりだった。墨傾池の嘆願により、遠滄溟は一命を取り留める。文載龍淵で修行した遠滄溟は、最終的に文詣經緯に入り、墨傾池の部下になる。

正道を背く

九輪天との戦いを経て、幽都の封印が解かれ、「万堺紀年」時期の戦いが再開する。遠滄溟の死後、應無騫と道教の崇玉旨が野心を露わにして、幽都と結託する。仏教勢力が二人の裏切りで、窮地に立たされた。

應無騫と崇玉旨の野心を止めるべく、一頁書に討伐の要請を行う。共闘する中、墨傾池が突然標的を変え、一頁書を斬り殺した。その真実は、墨傾池と應無騫が事前に共謀して、一頁書を殺す計画を企てた。それ以降、墨傾池のやり方が極端に走り、一時期は正道を背くことになる。

單鋒劍を極める

墨傾池が性に合わない應無騫と共謀したのは、應無騫が会得した單鋒劍術「玄單鋒」を求めるためだった。應無騫の紹介で、紅塵雪や任平生のところへ訪れ、單鋒劍術の求道を始める。幾度の修行と戦いを経て、單鋒劍術を極めた。

手段を選ばずに、單鋒劍術を極める理由は、後輩にして親友の邃無端を助けるためである。数百年前に、儒教組織「德風古道」で起きた未解決事件「單鋒罪者」は、單鋒劍使いの邃無端に容疑がかけられた。親友の無実を証明するため、邃無端を救出し、再び德風古道に踏み入る。

最期

德風古道の主事・玉離經の指示で、墨傾池は邃無端と共に「單鋒罪者」の事件解決に取り掛かる。努力の末、德風古道内部の間者を暴くことに成功し、邃無端の身の潔白を示した。

だがその後、邃無端は事件の黒幕・越驕子の策に嵌められ、暴走してしまう。邃無端の暴走を止めるべく、墨傾池が身を乗り出す。交戦の果て、邃無端が正気に戻り、墨傾池も同時に命を落とす。

死後の「霹靂天命之戰禍邪神Ⅱ破邪傳」では、八歧邪神が中原に侵略した際、魂として二度登場した。一度目は德風古道に侵攻した八歧邪神を防ぐため、君奉天の魂と共に邪神をけん制する。二度目は八龍山の決戦で、魂が黃泉之門によって一瞬戻り、邃無端の戦いに助力した。

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