「離一己之知,經萬眾之義,辨古今之思,志聖賢之期。」
概要
称号:千載明道(せんさいめいどう)
「霹靂布袋戲」の登場人物。
儒教の組織「德風古道」の主事。
フランクな性格で、身分問わず誰にも気さくに接する。一方、重大な事件に対しては厳しく、深謀遠慮な一面も見せられる。
魔族と鬼族の血統を併せ持ち、親は閻羅鬼獄出身の鬼麒主である。
プロフィール
性別 | 男 |
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初登場 | 霹靂天命之仙魔鏖鋒 第12章 |
根拠地 | 粹心殿 |
身分 | 德風古道主事 |
家族 | 鬼麒主(父)、寰靈(母)、君奉天(亞父)、天跡(義父) |
組織 | 德風古道 |
同僚 | 墨傾池、雲忘歸、敬天懷、御鈞衡、邃無端(儒門の人) |
部下 | 疏道譴、御鈞衡、樓千影、浩青冥、尚雲冠、向天嶽など多数 |
その他 | 君奉天、映霜清、命夫子、俠儒無蹤、皇儒無上(昊正五道) |
武器 | 玄景天懷(げんけいてんかい) |
人物
「德風古道」の主事。華やかな衣装を着飾る。
穏やかな性格だが、剣術の腕前も一流である。儒教の剣術奥義「天衣無縫」を会得しており、「天衣無縫」を極めた敬天懷と互角に渡り合えるほどの実力を持つ。
「血河戰役」時期に生まれ、親である鬼麒主が戦乱に紛れて、まだ赤子だった玉離經を捨てた。奇しくも親の宿敵である天跡と君奉天に拾われた。天跡らに愛されるが、武林の争乱に巻き込まれないよう、君奉天によって天跡たちとの記憶を封じた。
君奉天の手配で、玉離經は平民の老夫婦の元に育ち、平凡に暮らした。しかし記憶の封印が徐々に解かれ、玉離經はやがて君奉天のあとを追って德風古道に入り、武林の戦いに足を踏み入った。
武林で戦争を引き起こし、悪事を尽くした実の父である鬼麒主に対し、武林で起こった幾度もの災害に立ち向かい、正義の側として成長した玉離經。
「霹靂天命之戰禍邪神」シリーズでは鬼麒主と再会し、葛藤する場面が見られる。
人望があり、德風古道の人々にも愛された。君奉天のことを「亞父」と親しく呼んでいる。
余談
名前の元ネタは中国の四字熟語「離經辨志」からとったもので、出典は実在する儒教の書物《禮記·學記》。書物を深く読むことで、自分の志向をはっきり見抜けることを意味する。
関連タグ
関連リンク
- 公式人物資料(玉離經)※中国語