- 英語で「暗殺者」を意味する単語。
- IO Interactive社のステルスアクションゲーム。
ここでは2について解説する。
概要
『HITMAN』はIO Interactive社の海外ゲーム。『METALGEAR』に代表されるステルスアクションゲームで、プレイヤーは沈黙の暗殺者(サイレントアサシン)、Agent47を操作し、依頼された暗殺任務を遂行していく。
シリーズ/ストーリー
病院で目覚めた男。彼には記憶が一切なかった。男は「父」と名乗る謎の男の声に導かれ、病院の地下施設から脱走する。その後彼は生き延びるために「47」として秘密組織「ザ・エージェンシー」により命じられる任務を遂行し続ける。何故か体が覚えている殺しの技術を頼りにあらゆる困難な任務も完璧に遂行する47。彼はやがて自分の誕生を知ることとなる。
伝説と言われるまでになった47。しかし彼は自分の存在に疑問を感じ、組織を脱退して修道院で贖罪の日々を送ることにした。恩師であり友人の神父の下で庭師として働いていた。しかし、47を知るものが神父を誘拐した。47は彼を救うため組織に救出の依頼をした。組織がその代償としたのは47が任務を遂行することだった。
ついに47が任務で失敗し、重症を負った。組織に裏切り者がいると考えた47は命からがら滞在するホテルにたどり着いたが、意識を失ってしまった。そんな中、彼の過去がフラッシュバックする。
47は伝説上の人物として名を世間にとどろかせた。しかし、ある記者が取材で元政府高官を訪ねると実在の人物だという。すると彼は数日前の副大統領暗殺事件と47の関係を話し始めた。
47に過酷な任務が下った。それは今までサポートしてきた仲間であるオペレーターの暗殺だった。暗殺の際、死の直前に託された最後の任務を遂行するため、彼の死の真相を探るため47は組織を離れる。
47はダイアナと名乗るオペレーターの手引きによって最終テストに合格し、組織の暗殺者として承認される。以後彼女と共に20年間任務を遂行する。今日も47には暗殺の命令が下る。
Agent47と登場人物の関係
主人公。スキンヘッドに後頭部のバーコード(刺青)の人物。伝説の暗殺者。サイレンサー付AMTハードボーラーを愛用。実はオルトマイヤーにより造られたクローン。感情を持つため失敗作と思われ、48という完全体が生まれた。
詳細はAgent47へ
オットー・ヴォルフガング・オルトマイヤー
47の生みの親。通称「教授」。表向きはルーマニアの精神病院の院長だが、実はここで密かにクローンの研究を行っていた。その後外人部隊時代に出会った犯罪者フランツ、パブロ、ボリス、リーらの協力を得て、47を完成させる。が、47の引き渡しを要求する4人が邪魔になり、組織を通じて4人を47に暗殺させる。47は感情を持つため不完全であると考え、48を造り、47を殺させようとする。しかし全てを知った47に48もろとも逆に殺害された。
ダイアナ・バーンウッド
謎のオペレーター。ザ・エージェンシーに所属し、47を無線でサポートする。
エージェント・スミス
CIAの諜報部員。47を慕う。いつも失敗し、ゲームでは捕虜となった彼を救出して情報を聞き出すことが多い。47には厄介者として見られている。