概要
『カードキャプターさくら』に登場するクロウカードの一種。アニメ版オリジナルのカードであり、原作には登場しない。
英語名は「THE FIGHT」、漢字名は「闘」。
実体化すると拳法着のような衣装を着た少女の姿をとる。
その名の通り、より強い者に決闘を挑む好戦的な性格をしており、封印するには闘って勝つしかない。
劇中で使用されたことが無いため詳細な能力は不明だが、ケルベロス曰く「格闘専用のカード」とのことなので、恐らく使用した者を格闘技の達人にする能力を持つと思われる。
作中では
クロウカード編
第20話「さくらとたたかう転校生」に登場。実体化を果たした後、夜の公園で柔道や空手の有段者たちに勝負を挑んでは倒すという通り魔まがいの行為を繰り返しており、地元のニュースや新聞で報道されるほどの騒ぎとなっていた。
その話を聞いた李苺鈴は小狼にカードを封印させたい一心で「闘」が出没する公園へと向かい、対決。最初は優位に立つが、自身の慢心もあって徐々に劣勢となっていく。駆け付けた小狼を負傷させられた怒りから一時は押し返したものの、カードであるために疲れることがない「闘」に再び形勢を逆転され、後半は一方的に攻撃されていた。
苺鈴のピンチを救いたくとも格闘技の心得がないさくらは、「闘」を封印する条件が「力」に似ているという知世の言葉からヒントを得て「力」のカードを発動させる。
その力を察知した「闘」は標的を苺鈴からさくらに変更。さくらの攻撃を躱し、後ろに回り込んで一気に間合いを詰めるが、さくらが恐怖で反射的に振り下ろした杖を脳天に受け、昏倒したところを封印された。
さくらカード編
第69話「さくらと現れたクロウ・リード」で、まださくらカードに変えられていない数枚のクロウカードと共に変換された。