概要
自身の母星が破滅しかかっているため、地球に移住する為にやって来た侵略者。
人工皮膚を被り地球人に偽装しているが、その正体は緑色の顔をした猿のような類人猿、あるいは病魔におかされ、顔がケロイド状に焼けただれたかのような顔を持つヒューマノイド型の宇宙人で自身の生命活動が停止したり、人工皮膚が剥がれるななどのアクシデントに置かれる音で初めてその本性を曝け出す。
かなり以前から侵略計画を準備を推し進めていたらしく、沖縄に伝わる守護神・キングシーサーの情報をつかんでいたり、地球侵略の為にもっとも邪魔になる存在であり、逆に最強の兵器にもなりうるゴジラのデータを集め、徹底的に調べ上げ、メカゴジラを制作し自分たちの侵略兵器を作り出す、万が一の場合に備えて暗躍していた別働隊が自身の研究を認めないことで人間に憎しみをいだく真船博士に近づき、自分たちの協力者に仕立て上げるなどの行動を密かに行っていた。
GODZILLA(アニメ映画)
GODZILLA(アニメ映画)に登場する宇宙人「ビルサルド」は、ブラックホール第3惑星人がモデルである。……というより、当初はブラックホール第3惑星人として登場する予定だったが、現代的にリライトしたとのことである。外見も、筋骨隆々としているが類人猿というほどではなくなっている。
この世界では、「エクシフ」(X星人がモデル)と共に、対ゴジラで地球人と共闘している。
前日譚の小説『GODZILLA 怪獣黙示録』では、正面から地球への移住を希望し、代償としてゴジラ駆逐を提案している。母星はブラックホールによって既に滅んでおり、長く宇宙を放浪していたため、無駄を極限まで削った結果、「料理を楽しむ」習慣も失っていた。そのため、鉄の規律の軍人、技術者・科学者集団と認識された。
しかし、ゴジラには敵わず、制作したメカゴジラの起動にも失敗したことが映画『GODZILLA 怪獣惑星』の冒頭でわかる。