プロフィール
概要
秘境で育った、マークスの息子。暗夜王国の王子でフォレオとは従兄弟同士。
マークスの息子ゆえにいずれは暗夜国王の座を受け継ぐ身。その為に帝王学や剣術に励んでいる。
育成の賜物なのか、性格は礼儀正しく上品。たいへん紳士的な好青年である。
真面目な優等生系王子という歴代FE主人公で言えばマルスやエリウッドに近いタイプで、熱血系王子のシノノメとは対照的といえる。
一方でその生真面目な性格が災いして悩みを抱える事も多く、偉大で立派な父・マークスに対して引け目を感じている。また押しも弱く、常識人なこともあって他人に振り回されがち。
王族としての立場に囚われている節があり、体裁を気にするあまり自分の本性を隠す傾向がある。
普段の一人称はマークスと同じく「私」だが、兄弟である場合のカンナ♂に対しては、素が出てしまうのか「僕」となっている。
責任感が強すぎて他人に頼ることを知らずなんでも一人で抱え込むようなところがあり、食後の片付けなど王族がしないようなことまで自分ひとりで平気でやる。
マークスの変に真面目で人間臭い部分が遺伝したようで、肝試しでは暗夜王族の中で唯一ちゃんと怖がり、店番のときは商品の品番と性能を全て頭に入れて臨んでいる。
重大な使命に対して自信が薄く自虐的で、よく自分に王になる資格があるのか悩んでいる。
同じく次期王位継承者の立場である白夜の王子・シノノメに対しては、王子の自覚が欠けていると苦言を呈することもあるが、自分の悩みを打ち明けシノノメから「違う人間と比べず自分の信じる素敵な国を目指せばいい」と励まされるなど良き友情を築いている。
ネット上の一部では名前の響きと斜めにかけたベルトから「シートベルト」のあだ名で呼ばれている。
普段、両親のことは『父上』『母上』と呼んでいるが、DLC『絆の白夜祭』にてマークスに普通の父子のように過ごすためにと『今日だけ私のことをパパと呼ぶとか…』と提案され、『パパ上』とその日だけ呼ぶと言い出すシーンがある。
泡沫の記憶編
DLC「泡沫の記憶編」では、突如秘境に透魔兵が襲撃しマークスから託されたジークフリートを手に僅かな荷物(調合薬と前述のパラディンの鎧)を持ち出し脱出した後、同じく親と離れ離れになったソレイユ・イグニス・ルッツ・ベロアと行動を共にする。透魔兵(キサラギやカンナ♀の部隊)との戦闘中、駆けつけたフォレオやカンナ♂達と合流し協力して透魔兵を退ける。その後に出会うシノノメ達に対しては、互いの世界で父親が戦死していることから協力を拒み互いに干渉しないようにしていたが、透魔兵との共闘を通じ和解する。そして、白夜の者と協力し透魔竜ハイドラの元に乗り込み、その戦いの中で父マークスと対峙することになる。
敵としてはキサラギの部隊を操作する第1章に登場。マップはマークスが敵将の白夜26章と同じ。クリア条件も同じく敵将のジークベルトの撃破だが、全員の初期配置がジークベルトがいる部屋の外になっている。「泡沫の記憶編」では最も難易度が低いが、ジークベルトのステータスは高めになっており1対1では分が悪いため攻陣・防陣を駆使して対処したい。
ユニット性能
初期兵種はソシアルナイト。
なお、パラディンのグラフィックは専用のものが準備されている。
(父親の物と同じ鎧だが盾の紋様が違う。但しアクセサリーで同じものに変更する事は可能)
能力傾向はある程度母親に依存するが、彼自身は力・技・幸運・速さが伸びやすい。
但し魔力関連の伸びは良くない。
魔防を補える母親をあてがえる事ができれば、全体的にハイバランスな能力に整いやすい。その為パラディンとしての性能だけ見れば父親よりも優秀。ジークフリートを譲れないのが悔やまれる。
専用スキルは「レディーファースト」。
攻陣・防陣の援護相手が女性のとき、その相手が与えるダメージを+2する効果がある。
また、DLC『泡沫の記憶』ではジークフリートが装備できる特別仕様となっている。
ヒーローズ
2017年12月から登場。
属性 | 赤 |
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武器種別 | 剣 |
タイプ | 騎馬 |
武器 | 黒き血の大剣(専用) |
奥義 | 竜穿 |
パッシブA | 鬼神の一撃 |
パッシブC | 攻撃の指揮 |
父同様剣を使う騎兵であるが、父と比べると守備がやや低い代わりに速さが高くなっている。専用武器に鬼神飛燕の効果があり、これと別で鬼神も持っているため、自分からの攻撃を仕掛けていくことで真価を発揮する。