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透魔竜ハイドラ

とうまりゅうはいどら

「ファイアーエムブレムif」の核心にあるキャラクター。本作のラスボス。
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はじめに

この記事は「ファイアーエムブレムif」の核心に迫る重要なネタバレがあります。
ネタバレを嫌う方は即座にブラウザバックをお願いします。

CV:納谷六朗

概要

ファイアーエムブレムifのキーワード・神祖竜。
その神祖竜のひとつこそ、この透魔竜ハイドラである。

白夜王国暗夜王国共にガロンの口から語られる・古文書で示される程度で本編では名前だけの登場であり、その存在が詳しく語られることはなかった。
しかし、その実は白夜と暗夜の戦争を引き起こさせた張本人…つまり全ての黒幕である。
その最終目的は透魔を含む3国の破滅…ひいては世界の破滅である。

竜である自身は滅びに近づくことに対して人間だけが繁栄していく事が気に喰わず、異常なまでに人間に対して憎悪の念を持っている。
良く言えば増長する人間に対する復讐と取れるが、個人的で独断的な憎悪でしかなく明らかにハイドラの我儘に他ならない

その為に本来自身が奉られていたはずの透魔王国の前国王を殺害し、国を争いで満たさせ事実上の崩壊へと導く事になった。
この騒動の中、前国王の妻であるシェンメイは娘のアクアを連れ暗夜王国へ、シェンメイの妹であるミコトは生まれたばかりのカムイを連れ白夜王国へと逃れる事となる。

人間の心を操り、自身の支配下に置く能力を持つ。上記の通り人間だけの繁栄に対して憎悪を持っているハイドラの精神が植え付けられるのでとにかく周りの人間を襲い始めたり無差別に命を奪うようになる。末期になると家族を覚えている場合もあるがそんなことは関係なく手を掛ける為に別人という他ならないほど変貌してしまう…。心を操られた人間は、はじめは「精神がおかしくなった」程度であり意思の強さ次第ではその影響を跳ね除ける事が出来るが、手遅れになると身体がピンク色に覆われた幽霊のような姿へと変貌してしまう。白夜篇・暗夜編ではタクミがこの魔の手にかかってしまっている(眷属タクミ)。

さらに心を操られた人間は死ぬ事すらなく、生ける屍と化す
ガロンは何らかの要因で死亡した後、ハイドラの意志で生かされながら彼の掌の中で操られる事となってしまった。
さらに本編ではシェンメイ・ミコト・前白夜王スメラギ・さらにはストーリー中で死亡したクリムゾンすらも眷属にしてしまった(一方で完全に死なないというわけではなく倒されてハイドラの洗脳から解放されて正気を取り戻してしまうと泡のように消えて無くなり以後登場しなくなっている。タクミも含めて泡のように消える直前には正気に戻っているのではないかと思われる会話がある)。

しかしハイドラは自身が住まう透魔王国の城とほぼ同じ体躯を持つ巨大な竜であり、下手に動けばその存在が認識されてしまう(山脈の如き巨躯を誇る邪竜ギムレーには遠く及ばないまでも、FEシリーズ中ではトップクラスのデカさである)。
その為自身は透魔城の奥底で力を封じ、ガロンに依り代となる人間を選定させた。
それが一族をガロンに滅ぼされ、王族に対する復讐の念が強いと言う透魔竜の望む人間としてはこの上ない逸材・ギュンターであった…。

そしてギュンターが倒されると、自ら白夜暗夜連合軍の前に姿を現し、遂に直接戦闘となる。
なお、この時は石像の頭部を仮面代わりに着けている顔だけの姿である。
ここで倒されるも召喚したガロンを喰らい、遂に最終形態と化して決戦が始まる…。

その真の姿はというと、大きな翼を生やした痩せこけた人間に近い体型の胴体、長い首と無数の突起や瘤で覆われた目のない頭、そしてその顎には自身のコアに当たる複数の目が付いた球体を咥えているというギムレー以上の異形の竜である。

なお、実はカムイの実の父親でもある。カムイが竜に変身できるのは、ハイドラの子であるため。
しかし人間への憎悪に凝り固まっているハイドラにとっては情など欠片もなく、ただ自身の新たなる器にする為に生かしているに過ぎない。

未来を見通す力を持っていたと言われる。
上記のように邪悪の権化のような描かれ方をされているが、古文書の内容や元は知恵の竜として奉られていた事、透魔王国と白夜・暗夜の元々の国交を考えると、本来はこのような性格では無く、獣と化していく過程で狂い、歪んでいったと考えられる。

ユニット性能

さすがにラスボスだけあってその性能は強烈。
最終章でないにも関わらずHP80に加えて最大射程3を誇る「透魔竜のブレス」を使用する。ちなみに物理攻撃なのでジェネラル辺りがいるとダメージを大幅軽減できる(但しこちらからの有効打もない)。

そしてifの終盤ボス御用達の「竜鱗」が硬さに磨きをかけている。
このスキルは前作のギムレーの「邪竜の鱗」同様ダメージ半減+滅殺・カウンターをはじめとしたダメージ系スキル一切無効の効果に加え、ダメージを上乗せするスキルの効果も半減必殺攻撃の倍率も半減と嫌らしさが倍増している。
ガロン・暗夜篇の眷属タクミ・透魔篇のギュンターがやたら硬いと感じているなら、それは間違いではない。

この竜鱗の効果を打ち破れるのは、主人公の持つ「夜刀神・終夜」以外にない。
完全に効果を打ち消せるわけではないが、軽減率が25%まで下がる分目に見えてダメージが増える。
主人公をうまく活かしたいところ。

最終戦では両腕→頭→コアの三連戦となる。
背景とくっついている為動く事は出来ないものの、相変わらず射程3+竜鱗持ちである為半端な火力では長期戦は免れない。後3連戦を1ターンで決めるのはどうあがいても無理。じっくり1体ずつ倒していく事。
ついでにコアは驚異の射程5。回復役すらもスナイプ対象にされる為、コアが剥き出しになったら1ターンで決めてしまいたい。

なお、ノーマルの時点でHP61×2(両腕)+HP80(頭)+HP80(コア)に加えて攻撃50である(前述の竜鱗もあって耐久の実数値はもっと上)。
これがルナティックになると…。

関連動画



関連タグ

ファイアーエムブレムif
メディウス ドーマ ロプトウス イドゥン ギムレー(FEシリーズにおける過去に人類と対立した竜族)

この先、DLC「見えざる史実」「泡沫の記憶」におけるネタバレが存在します。
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実はハイドラは前述の通り、かつては人間を愛し、国と共に生きた神竜であった。しかし、本編より数百年前から竜が持つ“獣の衝動”に蝕まれ始め、徐々に理性が効かなくなってゆく。
ある日一時的に破壊衝動に呑まれ透魔の森を破壊してしまい、これを透魔の民に責め立てられ、ついには殺されかけてしまう。その時ハイドラは思ってしまった....人間が憎い、と。
その後は独り山奥に閉じこもり、人間を恨みながら暴走を加速させていった。
王族は最後までハイドラを信じ何度も説得に訪れたが、ハイドラは彼らを信じきることができず王国を滅ぼすことになってしまった。

が、ハイドラは完全に狂う前に僅かな良心を分離させていた。
その「ハイドラ」を名乗る者こそ主人公(カムイ)の真の父親なのである。
記憶を失い放浪していたハイドラの良心はミコトに助けられ、彼女と恋に落ちカムイを授かった。
ミコトがカムイに対して真実を語らなかったのは透魔の呪いもあるのだが、「父親が国一つ滅ぼした狂竜である」と言う事実を知ってほしくなかったからと言うハイドラの良心の意向も大きい。
また、いつか自分が狂ってしまった時のため、ハイドラは自分の力や衝動を抑える歌を残していた。この歌が本編でアクアが歌っている歌である。

分離した良心は透魔王国が崩壊する直前に竜としての記憶と予知能力を取り戻しミコトに全ての真実を告げ、ミコトやシェンメイたちを外の世界に逃がした。そして暴走したハイドラを止める為、「希望」の芽を探し始めた。
その中で目を付けたのが、遥か未来の世界邪竜を打ち倒したとある自警団だった…。

ハイドラは依頼と称してウード・セレナ・アズールを「if」の世界へと呼び寄せ、彼らに新たな姿と名前を与えた。これがオーディン・ルーナ・ラズワルドである。
本来はカムイを守らせる為、ミコトがいる白夜王国へ送る算段であった。しかしハイドラ本体の配下であるリリスによって、カムイがハイドラの配下であるガロンによって暗夜にさらわれてしまった事を知り、予定を変更して暗夜王国に送る事となってしまった。
しかも敵に追い詰められている中でのやり取りであった為に、元の世界に帰る手段と透魔王国での出来事と呪いのこと、そしてハイドラの子の存在しか三人に伝えることができず、最後までカムイの名を告げられなかった。そのため三人は具体的な解決手段を知らないまま「if」の世界に放り出されてしまい、白夜篇においては知らずの内にカムイと敵対させる事となってしまう。ラズワルドに至っては敵対したまま命を落とすという最悪の結末が訪れる可能性まで現れてしまう(余談だが味方になる暗夜篇や透魔篇でもルーナだけはクラシックモードでロストすると戦死する可能性がある)。
そして良心は透魔兵との激闘の中で消滅し、狂った心の身体に戻っていった…。
狂いきった自身を止めに来る希望を待ちながら…。

彼の性格は『良心』なだけに非常にお人よしであり、3人組に依頼の前置き(『下手をすれば待っているのは死だ』といったこともあってか)をして驚かれたときに『今からでも依頼を撤回してもかまわない』と言い出したり覚醒の世界に透魔兵が襲撃してきたときにも『私のせいだ…』と悔いて、報酬を先払いしようとしたりしている(しかも彼が考えていたその報酬は後述の通り膨大なものであった)。
実際リリスにもお人よしだといわれている。
このあたりの性格が実の子供である主人公に遺伝したのかもしれない。
また彼のボイスは男性の主人公のボイスが流用されている。


なお「良心」がミコトと子を成したように、「本体」もまた子(娘)を成していた
その「娘」は何とリリス。良心と本体が元は一つと考えるならば、リリスはカムイの実の妹と言う事になる。恐らくDLCで一番衝撃的な真実であろう。
良心はリリスの存在を知らず、本体の命を受けたリリスに追い詰められたが自分の想いを打ち明けたことで彼女と和解。
父親の最期を看取ったリリスは決してカムイに正体を明かさないことを決意し、星竜モローの加護を受ける為に星界へと旅立つのであった。そしてたった一人の兄(姉)の元へ向かうのだがこれはまた別の話…。

ちなみにハイドラが表立って行動できないのは前述のサイズもそうなのだが、透魔竜である彼もまた、透魔王国から出てしまうと力の大半を失ってしまうからである。
これはしっかりリリスに受け継がれている。
ただ良心のハイドラも力を失っていたといっても3人組に力や神祖竜の竜脈を与えたり、不老長寿、子孫繁栄、巨万の富をかなえたりすることや滅んだ地の再生などもわけもなくできた(それでも死者の蘇生だけは無理であるようだ)。


また余談であるが、ハイドラが主人公(と覚醒の3人)に神器で自身を止めさせようとしているが、なぜ主人公じゃないといけないのか、その理由は作中では語られていない。
自身を殺せる夜刀神はハイドラの子でしか使えないのか(それだとリリスでも扱えてしまう)、はたまた予知能力で知ったのか…。更に言及すると、ミコトが主人公に夜刀神を授けようとした理由も謎である。やはり予知能力で主人公が世界を救う勇者だと知ったのだろうか…。


「泡沫の記憶編」では、カムイたちがハイドラに敗北した「透魔王国編」の世界のハイドラが人の姿で登場。白夜と暗夜を滅ぼし世界を手に入れたが、狂いきったハイドラはそれだけでは満足せず、今度は星界を通じて数多の異世界へ侵略を開始した。その目的は透魔王国の再建で人間が自分に刃向かわない世界がどこかにあるのではないかと思い、いくつもの世界を探すも自分の理想とする世界を見つけられないでいた(シグレ曰く狂いすぎた今のハイドラでは何千回探そうとそれは不可能とのこと)。

白夜と暗夜の戦争が終結して星界から出る筈だったそれぞれの異世界の子世代たちは、透魔兵の襲撃から父親に庇われて「泡沫の記憶編」の透魔王国に逃げてきたが、彼らを操る為に記憶を少しずつ吸収し、またそれぞれ幻影を見せて互いに敵と認識させて殺し合わせようとした。それが唯一の生き残りであるシグレの介入で失敗した為、最後の戦いのために自分の前に現れた子世代たちの前に、異世界の侵略の際に捕らえて透魔兵と化させた子世代たちの父親を差し向ける。
余談であるがこのときカンナの親であるカムイは登場しない。彼(彼女)の消息に関しては『殺さず生かしてある。もう、我にはあの子だけだ…』と言っているので、生きたままとらえたのだろう。

最終戦では透魔編と同じく両腕→頭→コアの三連戦となる。コアはフードは被った人間体となっている。この章は子世代22人全員で出撃できるが「泡沫の記憶編」のユニットは固定性能であるためカンナや神器継承者などを除くほとんどのユニットではハイドラの攻撃を一撃も耐えられず、透魔編と違い両腕と頭の間には段差があるため必然的に戦力を分散させなくてはならない。さらにはシグレとカンナ以外の父親が透魔兵として立ち塞がるため、透魔編よりも長期戦となる。またこの章はカジュアルモードでも倒されると死亡扱いとなるクラシックモードとなっており、全員生存でクリアしないと完全クリアにはならないため難易度は透魔編よりも高い(シグレかどちらかのカンナが倒れるとゲームオーバーとなる)。
余談であるが、最終戦でロストするとキャラクターは白夜篇のアクアや、眷属たちのように水泡とともに消滅する。

最後は2人のカンナの夜刀神によって倒れ正気に戻ったハイドラは、世界は違えど約束を果たしてくれたオーディンの娘とラズワルドの娘に礼を告げ、全ての世界を元に戻し愛娘リリスに導かれて去って行った。

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