概要
外伝
バレンシア大陸を創造したとされる2柱の神の一人。逞しさと力が全てだという思想を持ち、大地母神ミラに対し、邪神とされている。かつてミラと争い、以後はノーザン地方の祭壇に潜み、自身を崇めるリゲル帝国を支えてきた。ドーマ教団というドーマを信仰する信徒が支えている。
ルドルフ皇帝の時代に飢饉がおこった際、リゲルの民は隣国ソフィアに助けを求めたが、当時のソフィア国王リマ4世はこれを拒否。その態度に耐えかね、ルドルフに命じてミラを封じた。
本人はドーマの塔の祭壇にて最終決戦に登場。クラスは専用職の邪神。単眼のドラゴンゾンビのような姿をしている。毎ターンビグルを召喚し、数ターンおきに全体魔法の「メガクエイク」をしかけてくる。最初のうちは触手や目からのビームで攻撃してくるが、ある程度HPが減ってくると(50を切ってきたあたりから)単眼からアイボールを放つ攻撃に切り替える。ダメージを半減するようなスキルを持っていないこともあってか、HPが182と非常に高い。また、アルムのファルシオンでなければとどめは刺せないことに注意。
と、思いきや実はある魔法で止めを刺すこともできる(この仕様はEchoesでも同じ)。
肩書や扱いこそ邪神であるが、よくよく設定を掘り下げてみると本質的には邪悪な存在というわけでもなく(そもそも事の発端は国家間の盟約を反故にしたソフィア側の問題)、主人公勢に破れた際の言葉は“彼らに未来を託したい”というような割と穏やかのものであった。
Echoes
「外伝」同様神として崇められているが、その正体はアカネイア大陸から妹ミラと共に新天地を求めてやってきた神竜族という設定になっている。あまり原型がなかった外伝と違い、はっきり竜とわかる姿になっている。人は試練を与えてこそ成長するものだと思っているが、妹のミラは人の世には沢山の試練があるとそのやり方に反発し、仲違いしている。
バレンシア大陸のファルシオンは元々ドーマの持ち物で、長く生きた竜族が理性を失い獣化・暴走してしまうことを見越したナーガによって、万が一の時に人が竜を殺せるようにと自らの牙で生成し、新天地へと旅立つドーマに託した物であった。案の定、ドーマは徐々に狂い始めてしまい、いつしか邪神と呼ばれるようになった。そしてドーマとミラの二人がバレンジア大陸の人の世に深く干渉し過ぎた事で、邪神と化したドーマの影響はバレンジア大陸を滅ぼしかねないものとなってしまった。
外伝と同じく武器がアイボールに変わると特定の武器しか受け付けなくなる……が、実はamiiboで召喚する幻影兵の中にはトドメを刺せる武器を装備したキャラがいたりする。
ヒーローズ
力の神 ドーマ(神階英雄)
属性 | 無 |
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武器種別/タイプ | 竜/重装 |
武器 | 邪神のブレス(専用) |
奥義 | 竜裂 |
A | 守備魔防の孤軍3 |
B | 攻撃隊形3 |
C | メガクェイク(専用) |
2019年1月から理の神階英雄として登場。
専用武器の「邪神のブレス」は敵のHPが満タンではない時に戦闘中の自身の攻撃と魔防が+6になり、敵は追撃不可になる。
専用Cスキルの「メガクェイク」は1ターン目の開始時に全ての敵に7ダメージを与え、理のシーズンの飛空城の防衛で自分と同じ縦列にある破壊可能な攻撃設備を破壊する。
理属性自体が飛空城の防衛にかかわるためか、それを意識した構成。
かなりの鈍足であるがメガクエイクの固定ダメージで追撃を防げ、攻撃隊形も持っているため鈍足は気になりにくく、攻撃の高さを生かしやすい。
Aスキルは耐久力を補填する守備魔防の孤軍となっているが、遠距離反撃するのも手か。
無属性なので得意不得意は少ないが、重装特効や竜特効が入る点は気をつけること。
関連項目
ファイアーエムブレム FE ファイアーエムブレム外伝 ファイアーエムブレムEchoes ミラ ラスボス
???:リンク先ネタバレ注意。色々と似た事情を抱えるキャラクター。