ここには何か、いや何者かがいる。 これまでこのような「モノ」は見たことがない。
その男はマスクで顔を隠していた。 彼は、ある目的の為にやってきた。
恐ろしい事に奴の目的は明確で「狩り」だった。
しかし、彼は私を襲う事はなく、他の生存者達も襲う事はなかった。
この「モノ」には、私が推測できぬ程の目的があるのだろうか？
概要
本人の性格、出生などの詳しい概要は「マイケル・マイヤーズ」で。
映画「ハロウィン」に登場する超有名な殺人鬼。白いハロウィンマスクを被って、ひたすら無機質に人々を殺し続た彼がDbDの世界に登場。原作同様無機質かつ冷静冷酷に一本の包丁で生存者を追い詰めていく。有償DLCなので使いたい人はちゃんと買うこと。
名称の「SHAPE」とはシェイプアップとかそういう体系的な意味もあるが、ここでは「幻影」の意味。作中でもそう呼ばれている時がある。彼とのチェイス時のみ流れる「ﾃｨﾝﾃｨﾝﾃｨﾝﾃｨﾝ…」というBGMは原作のBGM「The Shape Stalks」の一部。視覚と聴覚と感覚から追いかけられる恐怖をこれでもかと刻みつけてくる。
ちなみにフレーバーテキストでは他の生存者も襲わなかったとあるが原作のマイケルは一瞬でもローリーもしくは自分と関わりを持った人物は絶対殺すマン(あくまでメインディッシュがローリーなだけ)なので、フレーバーテキスト内での動向は彼らがローリーと関わらなかったただの幸運でしかなかったのだろう。
性能
非常に特殊かつ異常。彼を異常にしているのは固有能力「Evil within」である。
これは相手を「見つめる」という専用の行為を行う事で生存者を見つめると、Lvがあがるというもの。Lv1だとチェイス能力や攻撃力が平均以下だが心音範囲が絶望的に狭いという「気付けない」モード、Lv2はステルス能力が下がるが性能が上がるモード。そして最大レベルのLv3は「一撃で生存者をダウンできる」というスターを取ったマリオみたいな状態。１→2は不可逆だが、2→3は可逆で、アドオンで強化しなかった場合、1分で能力はLv2に戻る。他にもアドオンを組み合わせることで各Lvの性能は大幅に変更できる。
Lvが変動したときに流れる「ﾀﾀﾗﾀﾀﾗﾀﾀﾗﾀｰﾝ」というピアノの戦慄は映画ハロウィンのメインテーマの一節。
PERK
Save the Best for Last
オブセッション状態を付与する(オブセッション状態の生存者は右下のアイコンがへんな枠で挟まれる)。その状態になった生存者を一定時間追跡するとどんどん攻撃時の反動が少なくなり、短いスパンで次の一撃を当てる事ができるというもの。一人限定且つ追跡判定が解除されると再び一定時間追跡せねばならない。実装当初は追跡時間の条件がなく常時反動軽減効果がついていたがあまりに強すぎた為弱体化し、現在は死にPERKである。
マイケルには「血縁者を特に執拗に追い詰める」という拘りがある。PERKのアイコンがローリーなのもその部分が反映されている。
Play with your Food
オブセッション状態の生存者を逃がす度ポイントを獲得、ポイント毎に移動速度があがるというもの。オブセッションになった人だけでなく、その場の生存者全員に迷惑がかかる恐ろしいPERK。ただし攻撃をするたびにポイントを消費して速度が落ちてしまう。
原作のリメイク版(2007年版)では他の人間はアッサリと包丁やその場にあったモノで殺していく一方、ローリーだけはその場でアッサリと殺さず、とにかく精神的・肉体的に追い詰めて追い詰めて追い詰め続けた。つまりそういうことである。
Dying Light
オブセッション状態の生存が死亡、生け贄になった時に他生存者の性能がガタ落ちするというもの。その代わり、オブセッション状態の生存者は生きている限りかなり強くなる。墓石系のアドオンやメメントモリと相性がいい。
アドオン
特殊性能「Evil within」の各Lvの性能を大幅に強化する代わりに他のLvに移行できなくなる、移行にすごい手間がかかるという一長一短なアドオンが多い。特にLv1から上がらない代わりに索敵性能を大幅に上げる「傷ついた鏡」やLv3に移行するための手間を大幅に上げる代わりにLv3になったらノータイムでメメント・モリ(本来このゲームは生存者をつるす必要があるが、ソレ無しで生存者を殺せる能力)を発動できる「墓石」が有名。
各アドオンは原作で彼が殺した生物や肉親の遺物である事が多く、特に名称にあがっている「ジュディス」とは彼が殺した自分の姉「ジュディス・マイヤーズ」の事である。
メメント・モリは相手の首を持って片手で持ち上げたあと、その包丁を胸にぶっ刺すというもの。一回目は抵抗されるがその後間髪入れずにトドメの一発を深く差し込み、相手は身体を縮こませたあと死亡したらそれをまるで用済みとばかりに投げ捨てる。マイケルにとっての「殺し」がどういうモノかがよくわかる殺し方である。
長所
Lv1：とにかく気付かれない。画面内に収まると大きさも合いまって流石に目立つが、心音による察知が出来ない上生存者側のPERKも無効にするため「気付いたら後ろにいて包丁で切られた」なんてことが頻発する。更にアドオンによってあちら側が探知できるようになる事もあるため、こっちが気付いて隠れてもあっちは見えてて容赦なく斬りかかってくると言うホラーの塊みたいな状況に追い詰められる。そこに別殺人鬼のPERKを加えて更に察知されにくくすれば最強のステルス性を発揮する。ただしマイケルが近づくと生存者側は「吐息と足音」が聞こえるため上級者ともなると心音がせずとも接近を探知してくるので注意。
Lv2:少し気付かれやすくなるがそのかわり通常性能が上がるため、見つかるとキツい。チェイス等が強くなるため、オブセッションPERKもあって下手な鬼ごっこをやっているとマイケルを強化して地獄を産み出す事になる。
Lv3：ワンパンで敵が倒せる。本来このゲームは二回攻撃し「負傷」→「ダウン」に持ち込まないと持ち上げてフックに吊せないのだが、その手間が減るというのは非常に強力。同じ事ができるのに「THEHILLBILLY」や「THECANNIBAL」がいるが、妙な癖と一撃にチャージが必要な彼らと違って普通に殴って倒すことができる。ちなみにこの時、包丁の持ち方が変わっており、攻撃方法も「切りつけ」から「刺突」に変わっている。殺意マンマン。
欠点
Lv1：基本性能が貧弱。チェイスは遅い、攻撃も弱い。長所にもあるように奇襲させたらピカ一だが、それを差し引いてプラマイ0になるくらいには他の性能が弱い。
Lv2:他Lvと比べると特にない。可も無く不可も無く。だから突飛な性能が無いのは欠点かもしれない。心音範囲が広がったとはいえそれでも狭いため、奇襲は全然出来る。他殺人鬼のPERKと組み合わせて後ろからザックリいこう。
Lv3：時間制限、そして心音範囲。心音範囲が普通の状態になるため、他Lvの時に出来た奇襲はできないと考えていい。特に制限時間はLv3を強化するアドオンの性能によっては焦りを生み出す原因にもなりかねない。
加えてトラッパーのように罠を仕掛けたりナースのようにワープもできなければドクターのような索敵力もない。つまり変則的な戦い方ができない為強さが完全にプレイヤーの追跡力とパークに依存してしまうのも弱点
関連タグ
DeadbyDaylight DbD デッドバイデイライト ハロウィン(映画) マイケル・マイヤーズ
