概要
PS2で発売された「Toheart2」に18禁要素を加え、Windowsに移植した「ToHeart2 XRATED」から登場した新キャラクター。家庭用機用「Toheart2」にはPSP版、PS3版などで登場している。
通称は「さーりゃん」
声優を務めたのは小野涼子
身長163cm・87/57/83、AB型。生年月日は9月20日生まれ。
テーマ曲は「彼女の領域」
クラゲ、カエル、ナマコ、オオサンショウウオなど何故かヌメッとした生物が好きで、カエルは生徒会の水槽で密かに飼われている。
貴明の一学年上の現生徒会長で、新撰組の土方歳三が由来の「副長」と呼ばれることがある。成績優秀だが冷たい印象を与え他人から距離を置いてしまう人物。
前生徒会にまーりゃんが無理矢理引っ張りこんだ形ではあるが、その時に副会長を務め、推薦もあって現生徒会長を務めてはいるが、訳あって生徒会役員はささら一人のみである。
主人公はいなくなった生徒会長(顔を知らない)を探すため屋上に行くことになり、そこで写真を見つめているささらを見つける。その後破れた写真の欠片が風で飛ばされ泣きだしたささらを保健室に連れて行く。少し休んだ後に、今まであった事は全てなかったこと(赤の他人に戻ること)にしてほしいと言い、それ以降の接触を拒否するが、借りたハンカチと落とした写真が気になり、まーりゃん先輩のお節介もあって、二人の関係が進展していく。
名前について
兵庫県の阪神電車の阪神本線に「久寿川」駅があり、それだけなら単なる名前繋がりなだけだが、その隣駅は「今津」駅で、今津はささらの離婚した父親の苗字であり、おそらく由来はここからであろうと思われる。
ちなみに中の人は横浜DeNAベイスターズ(正確には後に巨人にFA移籍した村田修一の)ファンである。
その後の作品
AnotherDays
本作ではまーりゃん先輩の暴走で日本に戻ってきてしまうが、XRATEDとのシナリオは繋がらなくなっている(全員と知り合っていて、かつ誰とも結ばれない展開で、貴明と恋人同士では無い)。前作にも増してまーりゃん依存が高まっており、首輪をつけられたり、実質まーりゃんによるハーレムエンドの一員になったりと、しかし本人はそれで幸せそうである(多分)。
ToHeart2ダンジョントラベラーズ
ファンディスク「愛佳でいくの!!」のRPG『FINAL DRAGON CHRONICLE』及びリメイク作のダンジョントラベラーズでのささらのイラストは、どう見ても巨乳には見えなくなっている・・・何があった?なお、ADとは立場が逆転して、ささらがまーりゃん先輩に迫っていて、責めるのは得意でも責められるのは苦手なのか、まーりゃん先輩が貴明たちに助けてくれと言い出すほど。
メディアミックス
TV版では追加キャラクターという都合上、影も形もない。残念。後にシリーズ化されたOVAになってようやく映像出演するようになった。
また御形屋はるかによる漫画版では、おまけシナリオに登場。まーりゃん先輩とハッピーエンドを迎える。
客演
AQUAPAZZA
「ToHeart2ダンジョントラベラーズ」名義で参戦。
うたわれるもの 偽りの仮面
DLC適用で参戦。シナリオには一切関わらない。
ダンジョントラベラーズのサムライの姿だが、薙刀を得物にしている。水着verはコトブキヤのタマ姉フィギュアが着用していたもの(「挑発」のトップと「フリルビキニ」のアンダー)の色違い。ダンジョントラベラーズのファイター時のビキニアーマー風のカラーリングをしている。イヌミミシッポのおまけ付き。
支援寄り前衛という上級者向けの性能。気合浸透や広範囲の連撃、強力なデバフである忘却などレアなスキルを持つち、本編ユニットが持たない光属性攻撃を唯一使用可能という点である。
しかし前衛として見た場合かなりの紙装甲であり、オンリーワンの光属性が役に立つシーンもあまりない。更にトロフィーコンプを狙う場合には本編キャラクターを優先して育てる必要があるため、本領発揮の前に二軍落ちしやすい。
育てれば強いのだ、が残念ながらゲームシステムにそっぽ向かれたとしか言いようが無い。どうしてこうなった。
シナリオには関わらないが、用語辞典では異世界から来た助っ人のお姉さんという扱い。
ゲンジマルが長瀬一族という説もあったが、Toheart世界の行く末はTYPE-MOONの様にならずに済んだようである。
関連イラスト
関連タグ
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