FINAL_DRAGON_CHRONICLE
ふぁいなるどらごんくろにくる
2009年にLeafよりwindows用に発売された18禁アミューズメントソフト『愛佳でいくの』に収録されたToHeart2の世界観とキャラクターによる3Dダンジョンロールプレイングゲームである。正式名称は『FINAL DRAGON CHRONICLE 〜GUILTY REQUIEM〜』。
2011年にPSP用『ToHeart2ダンジョントラベラーズ』として発売されている。
以下FDCと表記する。
まーりゃん先輩の用意した怪しい機械で、ファンタジーな世界に飛ばされた、貴明やこのみ達は元の世界に戻る為に、ダンジョンを攻略することになった。当初、まーりゃんが黒幕だと思われたが、この事件は思わぬ人物が思いもかけぬ理由で仕掛けたものであった。
シリーズのメインキャラクター達が事件の黒幕を倒す為に戦う事になる。
敵キャラクターが一部美少女であり、所々でエッチシーンが存在する事を除けば、ウィザードリィを代表されるようなごく普通のコマンド入力の3DダンジョンRPGである。
貴明はパーティーを指揮するリーダーで、直接戦闘には参加しない。パーティーキャラクターは初期参加のこのみと環を除いて、すべてダンジョンを攻略することで加わることになる。
ここではPC版との違いについて説明する
基本的システム等はPC版と同様で、裸シーンCGの修正が行われたものである。パーティー参加キャラが4人から5人に増え、各キャラクターごとに固有の専用特技が加わり、戦略の幅が広がっている。また、追加要素として依頼屋などがあり、依頼屋のモンスター討伐などの依頼を成功させることで報酬をもらえたり、特定の条件を達成することでトロフィーが貰えたりする。
また、元ネタを意識したともされ、PC版に加えて新たなダンジョンが追加されており、クラスも元ネタの職業に近いものが用意されるほか、強力な武器や防具が用意されている。Amazonなどの評価では「ギャルゲーの皮を被ったウィザードリィ」と概ね高い評価である。
後にキャラクターをオリジナルの人物達に変更した『ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印』とその続編の『ダンジョントラベラーズ2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書』が発売している。