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スベトラーナ・ベリコバの編集履歴

2018-01-30 03:05:47 バージョン

スベトラーナ・ベリコバ

すべとらーなべりこば

『バイオハザード ダムネーション』の登場人物の1人(緑色の服を着た女性)。

CV:川崎恵理子


概要

東スラブ共和国の大統領

ビジネスで蓄えた資金力を背景に政界に進出して共和国初の女性大統領となる。

テロ撲滅を掲げており、国内でゲリラ戦を繰り広げる独立派と対立している。

しかし、その裏ではプラーガを意図的に独立派に流出させて彼らを「B.O.W.を使用した凶悪なテロリスト」に仕立て上げる等、反政府勢力を始末する口実を作るためなら非道な手段をも辞さない。

その目的は「東スラブの真の独立」と語られているが、実際は自身とその支持者達の損得によるものに過ぎず、長年東スラブの格差社会でに蔑ろにされ続けた貧困層にしてみれば富裕層(オルガルヒ)に偏った独裁政治以外の何物でもなかった。


実は教官クラスの軍人でもあり、ロシア軍隊格闘術「システマ」を得意としている。

劇中では圧倒的なスキルでエイダ・ウォンレオン・S・ケネディと互角以上に戦っていた。


本編における活躍

本編開始以前はスラブ国内の紛争で一度は独立派に休戦を提案していたが、のちに独立派の自治区に地下資源が確認されると、政府側が対テロ戦と称して武力侵攻を再開。

当然独立派の反感を買う事となり、スラブ国内は再び泥沼の戦場と化してしまった。またそれらの余波で町の小学校が独立派の拠点と間違われる形で政府軍に爆撃され、その生き残りであった小学校教師のサーシャが銃を手にとって独立派の一員となってしまう。

終盤で対峙したサーシャからは「国を破滅に導く偽善者」と糾弾されたが、意に介すことなく逆に後先を考えない独立派の浅はかさを指摘してサーシャを動揺させた。


当初は筋書き通りに計画が進んでいたものの、B.O.W.の存在を良しとしないレオンの介入によって計画が狂い始め、その挙句に事態を重く見たアメリカとロシアの武力介入によって最終的に真の独立が水の泡となった。

その後、大統領を辞任して支持者達と共に国外逃亡した。


東スラブのために尽力し続けてきた愛国者であることは覆しようのない事実であるが、そのために取った手段や政策は全く褒められたものではなかった。

根本的な社会問題を解決する気もなく、それどころか内戦を意図的に再発・悪化させる等、内戦再発の原因を考えれば彼女の正当性など当初から絶無であることは火を見るより明らかである。

また、サーシャを始めとする独立派の面々が後先考えずに銃を取ったのもスベトラーナを筆頭とした政府側の所業の数々が原因であり、独立派を批判する資格など全く無いと言える。

自分だけが現実を見ているとタカを括った結果、今までの行為が自身に跳ね返る形で政権は瓦解して国内のオルガルヒも相次いで失脚。結果的にサーシャとは対照的な末路を辿ってしまった。


スベトラーナの失敗の原因…それはお山のボス猿止まりの器でしかなかった彼女自身がサーシャの言う「国を破滅に導く偽善者」に過ぎなかった事実であろう。


関連タグ

バイオハザード ダムネーション アレクサンドル・コザチェンコ

文武両道 独裁者 女傑 ジャイアニズム

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