概要
アース製薬が発売しているゴキブリ駆除用品のこと。正しくはごきぶりホイホイ。
1973年の発売開始以来40年の歴史を誇っており、今ではゴキブリ駆除用品のことをゴキブリホイホイと呼ぶことも多い。
香料でゴキブリを誘引し、内部の粘着性のあるシートでゴキブリを捕獲するアース製薬の大ヒット商品である。ただこの商品、1969年に一度経営破綻したアース製薬が、大塚製薬の軍門に降る事で経営再建を図った際に開発されたものであり、ある意味アース製薬の社運がかかった商品だった。ゆえに大塚製薬サイドは、「ゴキブラー」という名称で発売しようとしたこの製品を、「もう1年待て。その間熟成すれば確実に売れる」「ネーミングセンスがひどい。ウチがもうちったあマシな名前を付けてやる」(こうして「ごきぶりホイホイ」と名付けられた)「お買い上げになるお客様にとっては価値があるんだから少しボッてもバチは当たらんやろ」とダメ出しした。ただその甲斐あって大ヒット、アース製薬は再建に成功している。
イラストで文字通りゴキブリホイホイが描いてあるイラストなどに付けられることがあるタグである。
有明のゴキブリホイホイ
コミケの会場としてお馴染みである東京ビッグサイトの東西連絡通路が、幅広で天井が非常に低いなどの特徴から、一部のコミケ関係者及び参加者からは「ゴキブリホイホイ」と呼ばれている。
この場所はコミケの際の渋滞の名所として知られ、さらに天井の低さから空調の効きも極めて悪く、特に夏季は軽い酸欠状態になり気分を悪くする者もいる。
個人差はあるものの、まさに人間がゴキブリのようにホイホイされ、地獄を味わう空間なのである。
意味は違うけど
三國無双のゴキブリを誘う意味合いで貂蝉が描かれたイラストに付けられる場合も。