概要
本社は東京都千代田区に所在。ただし本社機能の半分以上は兵庫県赤穂市坂越地区にある工場の敷地内の事業所に置かれており、かつてはそこが本社の所在地であった。大塚製薬などの大塚ホールディングスの一員。
1892年に大阪市に設立された木村化学と言う企業を祖とする。ここのブランドであった地球印が、社名にもなったアースの由来。
殺虫剤を中心とした一般家庭向けの化学製品を手掛けており、オーラルケア用品に関してはイギリスのグラクソ・スミスクライン社との業務提携によって販売を任されているものが多い。
かつては「アースタム」という軟膏(医薬品)の生産販売も行っていた。
傘下企業として、もともと津村順天堂(後のツムラ)によるヘルスケア事業のバスクリンや白元アースが存在。入浴剤事業において業界2位と業界4位を買収したことになり、グループとしては花王を凌ぐ最大手となった。
実は1969年に一度経営破綻してしまった。これがきっかけで大塚製薬の傘下に入るを余儀なくされた。
また、2008年に商売敵であるフマキラーの株を買いあさり、経営統合を図ったことがあったが、当然ながらフマキラーの怒りを買い、さらにエステーがホワイトナイトとしてこの事に首を突っ込んだことで計画は断念、挙げ句の果てには購入したフマキラー株をエステーに譲るハメになった。
主な商品
関連タグ
BEASTJapanext:オーナー企業の『BSJapanext』にて女子ゴルフの大会『アース・モンダミンカップ』を放送している関係からかアース製薬が協賛企業に名を連ねている。
神田駅:2023年10月2日より副駅名が『アース製薬本社前』となった。