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3話 利用者の発作と夢中になれるもの
今日のデイケアは午後からフリータイム。自分で何をするか考えて、行動する。その時、ギャーという奇声が聞こえた。どうしたんだろう。山崎が見に行くと既に高木主任が利用者の傍にいた。りあが恵の異変に気付き、笹田に話し掛けた。 今は10月の上旬で季節の変わり目。このご時世心の病にかかる人は珍しくない。 山崎は腕や足が痛い。昨日の筋トレのせいで筋肉痛になったのだろう。 山崎は出勤日でもギリギリまで寝ているので、洗顔せずに出勤する場合もある。だから、尚更、肌に良くない。彼は自覚はしているものの遅くまで読書をしているから、ついつい朝も起きるのが遅くなってしまう。朝、起きるのが辛くてもやめられない。面白いから。3,342文字pixiv小説作品