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ガマの油

がまのあぶら

もともとは江戸時代に傷薬として用いられていた軟膏で、のちに、筑波山名物として土産物として販売されるようになったワセリンなどを成分とする商品。
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概要

もともとは江戸時代傷薬として用いられていた軟膏で、のちに、筑波山名物として土産物として販売されるようになったワセリンなどを成分とする商品。


ガマの油売り

江戸時代にガマの油の露天販売を行っていた香具師は客寄せのために大道芸を披露していた。


香具師は、ガマの油は万能である、と語り、まず止血作用があることを示すために、を手に持つ。刀には仕掛けがしてあり、切っ先だけがよく切れるようになっている。その刀で半紙大の和紙を二つ折りにし、「一枚が二枚、二枚が四枚、四枚が八枚、八枚が十六枚……」と口上しながら、徐々に小さく切っていく。小さくなった紙片を紙吹雪のように吹き飛ばす。


その後、切れない部分を使って腕を切ったふりをしながら、血糊を線状に塗って切り傷に見せる。偽の切り傷にガマの油をつけて拭き取り、たちまち消してみせ、止血の効果を観客に示すというもの。


ガマの油売りの口上は今日まで伝承され伝統芸能となっている。


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ウソ八:これを売っていた。

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