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概要
有機化合物の一種。
俗に筋肉を増やす(と言われている)「アナボリックステロイド」はステロイドの一種だが、全てのステロイドではない。
また、ステロイドホルモンといって、ヒトの体内(腎臓の上にくっついている副腎と呼ばれる内分泌器)で生成されるホルモンとして存在するものもある。
球技におけるステロイド
球技においてはステロイドで筋力が上がることも然ることながら、目を動かす筋肉が増強されることで動体視力が上がるという点でも助けになる。
バリー・ボンズはステロイド使用擁護派からよく「ステロイドを使ったからといってボンズほどの技術は簡単には身に付かない」という論法を出されていたが、批判派からは「ステロイドは動体視力を上げる作用があるので、結局ボンズのホームラン記録はドーピングの産物」と切り捨てられる傾向にある。
格闘技におけるステロイド
総合格闘技において、ステロイドを使用する者は後を絶たない。ステロイド服用者はステロイダーと呼ばれ、格闘ファンから忌み嫌われる。
ステロイダーと試合して選手生命の危機に陥り、最悪は命を絶たれた選手までいる。こうした違反行為によって選手を負傷させることは結局は暴力行為と同義なのである。格闘技におけるステロイドの忌避感が強いのはその点にあるのである。
UFCにおいて問題になってからドーピング検査が厳しくなったが、それでも関門をくぐり抜けようとする選手も少なくない。
pixivでも医薬品としてのステロイドではなく、こちらに関するネタ絵が多い。