ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

コレステロール

これすてろーる

有機化合物の一種。細胞膜、神経細胞、ホルモンなど体の構成成分となる(水に溶けない)脂質のこと。

概要編集

有機化合物の一種。

細胞膜神経細胞ホルモンなど体の構成成分となる(に溶けない)脂質

ギリシャ語胆汁を意味する「コレ」と、固体を意味する「ステロス」から名づけられた。

肝臓などで約80%が合成され、残りの約20%は食事から吸収される。

血液中では「リポタンパク質」として存在する。


悪者扱いされがちだが、かといって極端に少ないのも血液の濃度が著しく低下してむしろ危険である。そのため、適量を摂取することが大切である。


コレステロールには実は複数の種類があって、よく悪者扱いされるのがLDLコレステロール悪玉コレステロール)であり、全身の組織にコレステロールを運ぶ働きを持つ。牛肉などの肉類に多く含まれ、食べ過ぎると動脈硬化心筋梗塞脳梗塞の原因となり得る。

逆に善玉コレステロールHDLコレステロール)というのも存在し、こちらは全身の組織に送られたコレステロールを肝臓に戻す働きを持つ。(特にサンマサバイワシなどの青魚)や植物由来のに多く含まれる。


また、Non-HDLコレステロールというのもあって、LDLコレステロールや中性脂肪が増加するとこちらも増加する。


悪玉コレステロールが140以上の場合、または善玉コレステロールが40未満の場合は脂質異常症診断される。


悪玉÷善玉の比率(L/H比は1.5未満が望ましいとされ、2.0以上になると血管にコレステロールが溜まり動脈硬化が始まっている可能性がある。特にL/H比が2.5以上の場合は心筋梗塞などのリスクが高まる。

ちなみに悪玉、善玉ともに基準値内(悪玉139mg/dl以下、善玉40mg/dl以上)であってもL/H比が高い場合は要注意である。


関連記事編集

脂肪 脂質 中性脂肪 DHA(ドコサヘキサエン酸)

有機化合物 有機化学 生化学 栄養

健康診断 生化学検査 血液検査

関連記事

親記事

脂肪 しぼう

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 13290

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました