我が名はホワイトタイガー。
古来より神聖なものとされ、我を崇めている地域もある。
その尊敬に応えるべく、強く高潔にあろう。
ジャパリパークの平和を脅かすものに、我が神域の一撃を見せてやろうぞ。
概要
CV:宇和川恵美(アプリ版)、演:酒井蘭(舞台版)、2代目:野口真緒(舞台版)
トラのうち、インドに生息するベンガルトラの白変種(色素が減った事で体毛などが白くなった個体のこと)バージョン・ホワイトタイガーのフレンズ。正式名はベンガルトラ白変種(アルビノではない)。
現地インドでは古くから神聖な生き物として崇められ、聖獣・白虎のモデルともいわれている。
一人称は「我」。トラの強力な肉食獣としての威圧感・勇猛さに加えて神聖な動物としての聖なる雰囲気も纏い、常に体中からオーラが溢れる、ただものじゃない娘。数々の戦いを勝ち抜いてきた武闘派フレンズで、「千セルリアン組手」といった日々の修行で鍛え上げられた。その成果たる自身の強さには自信がある様子。
神聖な動物として崇められた記憶が残っている事と、他フレンズから畏敬の念を持たれている事を察しており、ソレに応えるべく常に鍛錬を重ねている。セルリアンをジャパリパークの平和を脅かすモノとして打ち滅ぼすと息巻く。
性格は厳格だが中々他者と馴染めなかったり自分の想いを素直に打ち明けられない不器用な娘。ちょっとズレた所があり、「友達と趣味を共有する楽しいひと時」が「修行」「百体ほどのセルリアンとの戦い」だったりする(本人は趣味と実利を兼ね揃えた素晴らしい修行法だと思い、サーバルの涙目も感涙だと思い込んでいる)。
外見
ショートヘアの髪にはトラ特有の縞々模様が印されている。瞳の色は薄い水色。巨乳。
格好はトラの色違いといったところか。白色のワイシャツに灰色チェック柄のミニスカートとネクタイ、髪やガーターベルト付きニーソックスの色も黒色の縦縞が引かれた白色。お尻からは長くしなやかな尻尾が生えている。
NEXONアプリ版
レアリティは最高の5、属性はパッション(赤)。コストは400・攻撃タイプは近距離・着せ替えコスチュームの適応サイズはM。ライオンといった大型ネコ科肉食動物系フレンズが所属するグループ「百獣の王の一族」に加わっている。
所有スキルは20秒の間、相手全員の攻撃力を25%下げる「清浄なる神域のオーラ」。
単独で生活する元動物の習性と普段の立ち振る舞いや不器用な面・漂うオーラが近寄りがたい感じを持たせてしまうようで、これまで友達と言える存在を作れなかったらしく、その事を気にしていた(本人曰く孤高。ぼっちではない!)。
そんな中セルリアン退治にプレイヤー達も同行し共闘した事でサーバルと親しくなり念願の友達となる。
舞台版けものフレンズ
舞台「けものフレンズ」にも出演している。凛とした姿で、「そう これが奇跡 白い奇跡」「今夜ふたりで夢を見タイガー」などと珍妙な口上を熱唱しつつ登場した。
演じた酒井蘭は、サーベルタイガーの役も兼任しているが、2017年9月に結婚。家庭生活を重視したいという事で降板し、後任は野口真緒が担当する。
東武動物公園
東武動物公園では、動物のホワイトタイガーを飼育しており、人気動物のひとつである。
そのため、2017年の4月~6月に「けものフレンズ」と「東武動物公園」のコラボイベント「とうぶフレンズに会いに行くのだ!」が行われた際に、アライグマとホワイトタイガー2人のフレンズが東武動物公園内の遊園地のアトラクション「アストロファイター」に乗った特別コラボイラストが吉崎観音によって書き下ろされた。
このコラボイラストはボードとして園内各所に展示された他、アクリルキーホルダーやBIG缶バッチとしてグッズ化もされた。さらに、元動物とアニマルガール両方のホワイトタイガーの写真/イラストがプリントされた缶バッチも販売された。
2017年7月~9月に行われるコラボイベント第2弾「サマーナイトZOO 夜のとうぶフレンズに会いに行くのだ!」でも、蓄光加工の缶バッジが販売された。