ゲーム外における日本の文豪「夏目漱石」については当該記事を参照。
概要
『大逆転裁判』第4話から登場。成歩堂龍ノ介との対面より1年前に『英語ヲ研究セヨ』との命で大日本帝国から大英帝国に派遣されたヒゲで猫背の日本人留学生。
一人称は「吾輩」。大英帝国では“ミケネコ”を飼っていたが、呼び名を聞かされていなかった成歩堂たちは勝手に「ワガハイ」と名付けており、第5話ではそのまま定着した模様。
俳句をたしなんでおり、夏目漱石という名前は本名ではなく雅号のようだが、作中では漱石さん、ミスター・ナツメなどと呼ばれる。
度々目が泳いでおり、アブラ汗をかきながら挙動不審な身ぶりで辺りを見回している。また、機敏な動きに合わせて四字熟語等を唱える癖がある。
大英帝国では、外国人に奇異の目で見られている気がしていたことから、次第に部屋に引きこもるようになり、その視線の恐怖から逃げるように引っ越しを繰り返していたという。
そして第4話の事件発生の1週間ほど前から大家ジョン・ガリデブの呪われた下宿の2階の部屋に住むようになり、毎日まいにち、古書店に出かけては英文学の古本の山にかこまれて部屋にこもってい生活していたという。
夕刻、古書店の帰りにビリジアン・グリーンが突然目の前で刺され、恐怖から逃亡したが、その翌朝、彼女を刺した容疑で逮捕、起訴される。
大逆転裁判2
第2話で前作の無罪判決の翌日、ウイリアム・ペテンシー毒殺未遂の容疑で再び逮捕されていたことが判明する。
前作の逮捕も今作の逮捕も、ホームズが関わっていることから、彼のことは“生涯の天敵”と認識している。
その後再び無罪判決が下され、英文学の奥深さに感銘を受け、母国で何か書くために、あるいは死神の呪いから逃げるために日本へ帰国していった。
帰国後の第1話では「吾輩は猫である」を新聞で連載したり、勇盟大学で御琴羽悠仁と対談をしたり、豆籾平太から密着取材を受けたりなど、世間で評判の“文士”として活躍している模様。