「すべては‥‥これから、
変えていくのです。私たちの手で。」
人物
ゲーム『大逆転裁判』第1話から登場。通称・ミコトバ。初登場時42歳。
大日本帝国の帝都勇盟大学、医学部の教授で法医学の権威。
容姿
口髭を生やし、頭髪は額中央あたりで白く染まり、後頭部へと向かって生えている。
大日本帝国では和服姿だが、大英帝国にて帽子を被り、洋装で活躍する姿も確認できる。
能力
大日本帝国における法医学の第一人者とされており、かつては勇盟大学の優秀な医学生だった。
大日本帝国最初の司法留学生として大英帝国を訪れた経験もあり、英国の外交関係において、政府に協力する身でもある。
人間関係
- 家族構成
御琴羽寿沙都とは父子の関係にあたり、妻は寿沙都が生まれたときに他界している。
娘にはやりたいことをやらせてあげるように努めており、娘からは尊敬の念を抱かれている。ただし、妻の死から逃げるように日本を離れていたことから、父親失格と考える一面もある模様。
- 交友関係
慈獄政士郎や亜双義玄真とは古いつきあいだったとされており、留学時は彼らとともに大英帝国を訪れていた。
親友との縁あってか、身寄りがなくなってしまった玄真の息子・亜双義一真の成長を我が子のように見ており、勇盟大学の学費援助から英国留学の件まで、彼にチカラを尽くしている。
勇盟大学に教授として招き入れた医学博士・ジョン.H.ワトソンは、英国留学時に助手としてお世話になっており、“恩師”であるとともに、友人の関係にあることが語られている。
活躍
基本的に、未来を担う若者たちを見守るような立ち位置に身を置いており、彼らのチカラになるべく奮闘する様子が見られる。
- 大日本帝国
無印第1話では、亜双義一真の英国留学取消の可能性に対して、彼の親友・成歩堂龍ノ介に助言を与えている。
『2』第1話では、助手・村雨葉織の殺人容疑を晴らすべく、弁護士・成歩堂龍太郎と大審院の裁判に臨んでいる。
- 大英帝国
娘が生まれた年から6年間、大日本帝国最初の司法留学生として大英帝国・倫敦に滞在しており、大病院‥‥《聖アントルード病院》の地下に構えられたワトソン教授の法医学研究室にて、英国式の法医学‥‥《司法解剖術》を熱心に学んでいた。
留学期間中、《プロフェッサー》事件にも関与しており、事件の被害者クリムト・バンジークスの解剖にて、《第一助手》として監察医ワトソンの執刀を補助し、遺体解剖記録を執筆・作成した。
『2』第4話では、ハート・ヴォルテックス発案による《国際科学捜査大討論会》への“招待”を受けて渡英。過去の思い出を懐かしみつつ、成歩堂が弁護士としてリッパに成長した様を見て、彼に大日本帝国への帰還を依頼する。
関連タグ
以下、ネタバレ
「ひさしぶりに、楽しもうじゃないか。
謎と論理の“ゲーム”をね。」
「‥‥‥‥‥‥‥‥
望むところですよ、ホームズ!」
- 交友関係②
世界で最も偉大な大探偵シャーロック・ホームズと親友の関係にあり、かつて彼の『相棒』として、いくつもの事件を追いかけていた。
英国留学を始めた頃、病院に通える“下宿”の家賃を折半する“同居人”として出会いを果たしたと語られており、それから6年間、彼とともに“怪事件”を追いかけては、その記録を残していたという。
帰国後も手紙による“やりとり”でお互いに繋がっていたようだが、『2』第4話終盤にて、10年ぶりに再会を果たし、第5話では、その『相棒』たる彼自身を操作キャラに据えて、ホームズとともに事件を捜査したり、タップダンスのような《足捌き》で共同で推理を組み立てることが実現可能となっている。
『相棒』たる御琴羽の頼みによって、親友のホームズが面倒を見ている少女。
《アイリス》という名前は、亡き妻・あやめを指し示す英語から取られており、ホームズから「アイリスのパパはホームズの相棒である」と教わって育ってきたが、実際の『相棒』たる彼は、死を目前とした親友・亜双義玄真から、日に日に衰弱している身重の夫人の話を聞いてその少女の存在を知り、玄真から「医者として手を尽くし、2人の面倒を見てほしい」と頼まれていた。
夫人の命を救い出すことは叶わず、さらに程なくして決定した日本への帰国により、親友のホームズが彼女の面倒を引き継ぐことになったが、日本にいるときも彼女の動向を気にかけていたようで、玄真との約束により、大罪を犯した本当の父親から彼女を遠ざけるべく、ホームズとともに奔走していたことも語られている。