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「ようこそ、大帝都・倫敦へ。

 ‥‥我が国は、諸君を歓迎する。」

概要

ゲーム『大逆転裁判』第3話から登場。初登場時52才。通称・ヴォルテックス。アルファベット表記で“Hart Vortex”。


大英帝国倫敦の首席判事であるとして、弁護士の任命権を握る。


司法の世界の絶対的な権力者とされており、自信に満ちた態度とトンでもない威圧感によって、作中にて圧倒的な存在感を放つ。


人物

容姿

デザイナーのイメージ上では、身長は196cm程度。


聖職者のような落ち着いた佇まいが、知的なイメージを思わせる。ユニコーンをモチーフにしているとして、左手に持っている杖がユニコーンのツノとなっている。


髪は白髪。名前が『』を指し示す言葉であるとして、ユニコーンと合わせてその要素が髪型に取り入れられている。


その都度懐中時計をいじったり、冷徹な目で懐中時計を見つめたり‥‥といった様子がよく目につく。


物事を秒単位で考えるような言動も度々登場しており、会議までの時間の他、自分がどれだけ豪胆に遅刻したかまで、何時間何分何秒という単位で語る様子が度々見られる。


執務室

大英帝国高等法院にて、《首席判事執務室》を構えており、『城塞』に例えられるほどの圧倒的かつ重厚な空気が室内を渦巻いている。


  • 巨大な機械

部屋全体が巨大な時計の“中”を思わせる構造となっており、室内では、蒸気機関車の車輪よりも大きな歯車が、正確かつ低い駆動音を刻みながらまわっている。

自分の組織が、すべて正確に、思い描く通りに動くことを好むとして、その考えが部屋に反映されたものとされている。


  • 本棚

壁一面に設置された本棚には、難しそうな本がスシ詰めとなっている。

古今東西、世界の司法に関する本を買い集めさせたとして、大英帝国以外にも、西欧(ヨーロッパ)の各国の法律の本が並んでいる。


  • その他

設置された2体の“鎧甲”は、剣呑な空気で向かい合っている。

《書机》は大理石を削り出したものとなっている。

両腕を大きく広げる威圧的な身ぶりと連動するかのように、背景で数羽ほどハトが飛んでいく様子も目につく。

活躍

無印第3話《疾走する密室の冒險》にて初登場。大日本帝国の《弁護士》として現れた成歩堂龍ノ介に対し、《特選弁護士》として認める“試験”と称して、“カンタンな事件”の裁判の弁護を要請。そして、《無罪判決》を勝ち取った成歩堂を『合格』と見なす。

以降、彼の《弁護士》としてのウデをみこんで、新たに“依頼”を用意するような役回りとなっている。


大逆転裁判2

第3話《未来科学と亡霊の帰還》から登場し、物語に絡み始める。


  • 科学式捜査班

《科学式捜査》こそが、来るべき20世紀の最大の課題になるという考えから、その本格的導入のために設立。

非公式の場ながらも試験的に設立して1年、実績を積み重ねてきたことが語られている。


  • 国際科学捜査大討論会(シンポジウム)

倫敦万国博覧会の開催にあわせて、最重要、かつ最大規模の討論会が始まるとして、その準備に追われる様子が描かれる。


2年もの各国との調整の末、大日本帝国含む40カ国の捜査機関が、一堂に集まることとなったとのこと。


この《大討論会》の場を利用して、《科学式捜査班》の成果を全世界に向けて発表する計画を立てており、その功績で《司法長官》となったあかつきには、《警視庁》を根こそぎ作り変えることを考えている。


  • 《プロフェッサー》事件

事件発生当時は優秀な上級検事だったとのこと。担当検事、捜査責任者という形で、世間を騒がせた大事件に関わっていた。ただし、5人目の被害者が出たところで、バロック・バンジークスに検事席をゆずり、彼の補佐にまわっていた模様。

関連タグ

大逆転裁判 大逆転裁判2


















ネタバレ

 




以下、重大なネタバレ

 






















検事・バロック・バンジークスを《死神》に仕立て上げた張本人にして、世間を騒がせた大事件‥‥《プロフェッサー》事件の黒幕。

他人を意のままに操る“天才”として描かれ、自分にとって都合が悪い人物を非合法に葬り去ってきた存在として、『大逆転裁判2』にて、いわゆるラスボスとして立ちはだかることとなる。


  • 《死神》

中央刑事裁判所の《死神》という伝説を仕立て上げるために、暗殺組織《死神》の中心人物として暗躍。バンジークスの裁判で罰を逃れた被告人が不審な死を遂げるように“仕事”をさせていたとのこと。


“仕事”のために、刑事・トバイアス・グレグソンや、プロの《暗殺者》アン・サッシャーといった人物の協力をはじめとして、ジョン.H.ワトソンドクター・シスといった監察医にも協力をあおっていたことが語られている。


  • 《プロフェッサー》事件②

殺人の実行犯・クリムト・バンジークスの背後にて、彼を脅迫して《獲物》の指示を与える人物として動いていた。


《プロフェッサー》の最初の犯行として語られる事件において、クリムトが事件の犯人であることを見破ると、それをネタに彼を脅迫。以降、《猟犬》たる彼を利用して、自らの邪魔となる者たちを葬り去ってきたとのこと。


やがてクリムトが死を遂げると、亜双義玄真を殺人鬼《プロフェッサー》として逮捕。クリムトが犯したすべての《罪》を玄真に着せ、事実の隠蔽を企む。


さらに、脅迫の事実を記したという《クリムトの遺書》が人知れず存在すると知ると、その遺書の処分をも画策。殺人鬼として逮捕した玄真が、《遺書》を密かに独房に持ち込んで隠し持っているとして、彼と《脱獄》の“取引き”を行い、その脱獄に乗じて遺書の獲得を試みる。


予想外の目撃者・イーノック・ドレッバーにより、協力者・慈獄政士郎に玄真を殺害させるという事態となりながらも、遺書の獲得は叶わないという結果に終わることとなってはいるが、幸か不幸か、遺書の所在は闇の中に消える結果にもなっている。


  • 交換殺人

大日本帝国と大英帝国の間で実行された《交換留学》という試みのウラでは、ヴォルテックスのさらなる暗殺計画‥‥《死神》《プロフェッサー》に続く、邪魔者をさらに葬り去る計画が企てられていた。


《プロフェッサー》の真実を知る2人の関係者が暗殺の対象となっており、大英帝国の《司法長官》として司法の“頂点”に立つにあたり、彼らを生かしておくわけにはいかなかったというのが、動機として語られている。


《プロフェッサー》の一件をタテにとって日本の外務大臣・慈獄政士郎を計画に引き入れると、標的・ジョン.H.ワトソンの暗殺者としてアン・サッシャーを日本へ派遣。そして、慈獄を通じて、標的・トバイアス・グレグソンの暗殺者を英国へ派遣。想定外の事態はあれど、最終的に《標的》の死亡という結果に終わることとなった。


  • 法廷

第5話《成歩堂龍ノ介の覺悟》の裁判において、いつものおじいさんのサイバンチョに代わって、裁判長として登場。持ち歩いている杖を木槌代わりにふるいながら、審理を進めていく。


《死神》と《プロフェッサー》の真実に迫られると、自身の行いを『倫敦を守るため』と主張して正当化。自分本位な行いであると反証を受けても、逆に開き直ったような態度で、議論内容を審理の記録から“削除”すると宣言。一連の《真実》が大帝都の《秩序》の崩壊を招くと語り、“闇”の必要性を説いて傍聴人を圧倒。《罪》が立証されてなお逃れようとする様子を見せる。


しかし、そこに名探偵・シャーロック・ホームズが登場。シャーロック・ホームズ式‥‥《電影中継装置》なる超技術によって、裁判の様子が大英帝国の女王陛下が住まう《バッキンガム宮殿》に向けて中継で伝えられていたことが判明。ホームズの口から、大英帝国王室からの“お言葉”と称して、ヴォルテックスが持つすべての《権限》を永久に《抹消》すること、及びその《罪》を公開裁判のもとで裁くことが伝えられることとなる。


英国の司法に“闇”は必要ないという女王陛下の判断を前に、司法に関わる“未来”を失ったヴォルテックスは、閉廷を何度も繰り返し唱えて足掻く様子を見せるが、やがて裁判長の席から崩れ落ちるように転落。それに伴い、席の背後の《大天秤》が有罪に大きく傾いて崩壊すると、ヴォルテックスの背後で大法廷を巻き込みながら炎上。ヴォルテックスは黒焦げと化し、失意のうちに失脚することとなった。

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